2016年9月号

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総務省、平成27年度末の「アマチュア無線従事者資格者数」と「アマチュア無線局数」を公表

総務省は平成27年度末(2016年3月31日現在)における、各級無線従事者資格の推移を公表した。それによるとアマチュア無線技士の有資格者総数は前年同期よりも21,903人(0.64%)増加し3,424,971人となった。


アマチュア無線技士国家試験会場

総務省の「情報通信統計データベース」で公表されたデータによると、平成27年度末現在の各級アマチュア無線技士の無線従事者資格数は第四級アマチュア無線技士が3,081,923(全体の90.0%)、第三級アマチュア無線技士が232,686(同6.8%)、第ニ級アマチュア無線技士が78,818(同2.3%)、第一級アマチュア無線技士が31,544(同0.9%)となっている。ただし1名で資格を複数所有する場合も、それぞれの保有資格ごとにカウントされている。

また、各級アマチュア無線技士資格数をこの1年間の「純増数」で見てみると、平成27年度は第四級アマチュア無線技士が14,331、第三級アマチュア無線技士が6,020、第ニ級アマチュア無線技士が845、第一級アマチュア無線技士が707それぞれ増加した。

1年前、平成26年度の純増数は第四級アマチュア無線技士が13,445、第三級アマチュア無線技士が6,042、第ニ級アマチュア無線技士が437、第一級アマチュア無線技士が796であったことから、平成27年度は前年度よりも4アマが「やや増加」、3アマは「前年並み」、1アマは「微減」と言えるが、2アマは前年比193.3%と「大幅増」となった。これは平成27年7月から2アマの養成課程講習会が開始された効果と見られる。

なお、平成27年度末のアマチュア無線局数は、多い順に関東が122,850局、東海が58,639局、近畿が52,720局、東北が45,251局、北海道が39,620局、九州が37,612局、中国が28,218局、四国が19,759局、信越が18,197局、北陸が11,104局、沖縄が2,419局で、合計436,389局と発表されている。

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