●モールス符号を体験!!

Masaco先輩「はーい、次はコッチよ！」

8J1HAMでの交信を終えたFB Girlsを連れて、Masacoさんが会場内を移動します。“まだ何かあるの?”と、5人はドキドキワクワクついていきます。到着したのは「ハムフェア40周年記念コーナー」にある、モールス体験コーナーでした。

Masaco先輩「最後はココで、モールス符号の体験をしましょう。はい、3アマの2人!」
あーちゃん「はいっ！」
エリー「はい！」
Masaco先輩「2人とも、モールス符号は覚えているでしょ?」
あーちゃん「3アマ受験の時だけだから、自信ないです…」
エリー「覚えてるんですが、実践はまだなんです…」
Masaco先輩「ここはそういう人に、モールス符号やモールス通信の楽しさを優しく教えてくれるコーナーなの」

モールス体験コーナーにいるスタッフは、日本を代表するモールス通信愛好家のクラブ、「A1CLUB」や「全国CW同好会（KCJ）」のメンバーの方々です。突然、YLハムが6人も訪れたので、コーナーの皆さんもビックリしていました。

スタッフの方に見せていただいたのは、豚、牛、犬、猫のイラストが描かれた紙。それぞれの下には「PIG　･--･ ･･ --･」といったように、英語と対応するモールス符号が描かれています。
これを見ながらモールス符号を練習用の電鍵で打ったり、スタッフの方が打った符号がどの動物のものかを当てたりするそうです。

スタッフさん「ではまず、“豚さん”を打ってみてください」
3アマのエリーとあーちゃんが挑戦します。

あーちゃん「トツーツート、トトット、あっれえ!?」
あーちゃんはレバーを持つ手にちょっと力が入りすぎて、後半で崩れてしまいました。

次に挑戦したエリーはあーちゃんよりもずっとスムーズです。
あーちゃん「エリー、超うまい！！」
エリー「えへへ、ウチで少しずつ練習してるんだ～」
あーちゃん「ズルイ～！」

続いてMasaco先輩も挑戦。先にスタッフの方がお手本を打って、その通りに打ち返します。

スタッフさん「-･-･ ･- -」
Masaco先輩「-･-･ ･- -」
スタッフさん「-･･ --- --･」
Masaco先輩「-･･ --- --･」

Masaco先輩は、なかなか上手です。「1つずつの文字じゃなくて、リズムだと思えばいいのね」という感想に、“さすがミュージシャン♪”と5人は感心しました。

最後はミーも席に座ってお試し。ちょっと長点が短くて、飛び跳ねるようなモールス符号になりました。

それを聞いたMasaco先輩が「うーん、タンゴのリズム……かな!?」

この言葉にみんな大爆笑しました。

楽しかったハムフェア。FB NEWSのブースやMasaco先輩のトークショーのお手伝いと、それぞれの初体験ができて大満足！ 帰りの電車の中では“来月も何かやろうよ。その頃にはミーにも免許証が届くから”と、早くも次の計画の話が進んだようです。そのお話はまた次号で！！

（第2話 おわり）

※記事中に登場する交信は実際のものとは異なります。記事内容は事実を基にしたフィクションです。