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JARD、集合形式の2アマ養成課程講習会を10月に開講

2026年9月1日掲載

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、第三級アマチュア無線技士(3アマ)から第二級アマチュア無線技士(2アマ)へステップアップできる養成課程として、講習会場に集まって授業を受ける“集合形式”の養成課程講習会と、自宅で学習教材を使って学べる“eラーニング方式”の養成課程を、それぞれ2026年10月に開講する。


JARDが行う「2アマ養成課程講習会」の種類

2アマの養成課程講習会は2015年に総務省が制度化したもの。JARDは同年7月から現在まで、総務省の認定を受けて下記の3つの方式で実施してきた。いずれも3アマ(または電信級アマ)有資格者が対象の短縮コースとなっている。

①eラーニング養成課程
現在の主力がeラーニング養成課程だ。受講者は自宅などからインターネット上の専用ページにアクセスし、表示される電子テキストや動画などの補助教材を使って、自分で立てた学習スケジュールに基づき、法規(全7章)と無線工学(全13章)を1章ずつ勉強していくというもの。


2アマeラーニング養成課程で使用する電子テキストの例


2アマeラーニング養成課程では、自分で立てた学習スケジュールに従って勉強を進めていく。1つの章が終わると理解度確認の中間試験がある

このeラーニングでは、1つの章の学習が終わるたびに理解度確認の中間試験が行われる。そしてすべての章の学習を終えたら受講者ページ上で「判定試験」を受け、これに合格した場合は全国300か所以上にあるCBTテストセンターに予約を入れて、本番の「修了試験」に臨むという形式になっている。

2アマeラーニングの標準的な受講期間は4か月だが、延長料(11,000円)を支払うと2か月間延長し、最大6か月間受講することも可能だ。受講中にわからないことがあれば、受講者ページから質問や学習相談をすることも可能だ。JARDでは年4回(1月期/4月期/7月期/10月期)に開講し、毎年800人前後が受講し2アマ資格を得ている。

ちなみに受講者の「履修率(所定期間内に学習を終えて判定試験に合格、修了試験の受験資格を得た者)」は85.4%、修了試験受験者の「合格率」が96.6%、受講者における「修了率(修了試験合格者数÷受講者総数)」は82.2%となっている(いずれも2021年のデータ)。


JARD発行の2アマeラーニング養成課程PRチラシより

②集合講習
受講者が1つの会場(教室)に集まってベテラン講師の授業を受けるという、昔ながらの形式の養成課程講習会だ。2アマの場合はのべ10日間(無線工学29時間、法規17時間、合計46時間)の授業があり、最後に修了試験が行われる。

集合講習は受講者が学習に集中できるほか、疑問点は講師にすぐ質問が可能なこと、eラーニングよりも短期間で修了できるといったメリットがある反面、講習への遅刻・欠席は厳禁(最長6時間の授業時間を超えて欠席すると補講でカバーできず失格になる)であることや、受講料がeラーニング養成課程よりも高めに設定されているという側面もある。JARDでは2016~2020年頃に東京・名古屋・大阪などで2アマの集合講習を開講したが、コロナ禍以降は行われていなかった。

なお、2アマ集合講習の合格率は「97%以上」(2017~2020年に開催の対面授業形式の2アマ養成課程講習会において)という高い実績を収めている。


今回の集合講習の会場となる東京・巣鴨のJARDハム教室。歌手のMasacoさん(JH1CBX)は、2アマ資格をJARDのeラーニング養成課程で取得。月刊FB NEWSの連載「Masacoのむせんのせかい」では、このハム教室を訪れたことがある

③ハイブリッド講習会
2023年の電波法令改正で開催が可能になった方式。「先に1か月間、eラーニングで法規の履修を済ませておき、次に6日間かけて集合講習で無線工学を学ぶ」という、eラーニングと集合講習の“いいとこ取り”をしたものだ。JARDでは2023年から数回、香川県で開講したことがある。


2アマハイブリッド講習会の実績はまだ少ない。これは2026年8月に香川県丸亀市で開講した際の案内

今回、JARDが2026年10月に開講するのは、東京・巣鴨で10月23日(金)から実施する「2アマ養成課程講習会(集合講習)」と、10月1日から全国で受講可能な「10月期2アマeラーニング養成課程」の2種類だ。8月30日現在の情報からその概要を紹介する。

次ページは「2アマ集合講習、eラーニングの募集概要」

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