2013年11月号

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JAIAコーナー

144/430MHz FMデュアルバンダー
TM-D710Gシリーズ (JVCケンウッド)

TM-D710GS (50Wタイプ) 希望小売価格93,975円 (本体89,500円)
TM-D710G (20Wタイプ) 希望小売価格88,725円 (本体84,500円)

株式会社JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、GPSユニットを内蔵し、本格的なAPRS(Automatic Packet Reporting System)運用をより身近にした、144/430MHz FMデュアルバンダー「TM-D710G」シリーズを11月中旬より発売する。

同社は、早くからAPRSをはじめとする無線とGPSデータ通信の融合に取り組み、今回、「モービル機においてもGPSの接続を容易に行いたい」というユーザーからの要望を受け、GPSユニットを内蔵し、APRSを気軽に楽しめるモービル機「TM-D710G」シリーズを発売する。この「TM-D710G」シリーズは、従来より好評の「TM-D710」シリーズをベースに、操作パネルにGPSユニットを内蔵することで、本格的なAPRS運用を本機単体で可能にしている。

主な特長
・GPSユニットを内蔵。(GPSロガー機能、マークウェイポイント/マークウェイポイントリスト、ターゲットポイント機能、グリッドスクウエアロケーター表示機能、自動時刻補正)
・データ通信システム「APRS」を標準搭載。
・データ通信システム「NAVITRA -ナビトラ」にも標準対応。
・AX.25準拠1200 / 9600bpsパケット対応TNC内蔵。
・EchoLink Sysopモード機能で、ノード局を運用。
・ノード局に簡単アクセス、EchoLink メモリー。
・大型セパレート式パネルで操作性が向上。
・同一バンド内2波同時受信(V×V、U×U)機能。
・メモリーコントロールプログラム(「MCP-6A」)対応。
・ワイドバンド受信機能に空線信号キャンセラーを3波搭載。
・音声合成ユニット「VGS-1」(オプション)によるボイスガイド/ボイスストレージ対応。

主な定格
・周波数範囲: 送信 144~146MHz、430~440MHz、受信 118~524MHz、800~1300MHz (一部周波数を除く)
・電波型式: F1D、F2D、F3E
・電圧範囲: DC13.8V ±15%(マイナス接地)
・使用温度範囲: -20℃~+60℃
・周波数安定度: ±5ppm以内(-10℃~+50℃)
・消費電流: 144MHz帯送信時最大13.0A以下(TM-D710GS)、7.5A以下(TM-D710G)
430MHz帯送信時最大13.0A以下(TM-D710GS)、8.0A以下(TM-D710G)
・寸法(突起物除く): パネル部 幅155×高さ70×奥行38mm、本体部 幅140×高さ43×奥行142mm
・質量: パネル部 約0.3kg、本体部 約1.2kg
・送信出力: 144/430MHz帯共に最大50W(TM-D710GS)、最大20W(TM-D710G)
・変調方式: リアクタンス変調
・最大周波数偏移:  ±5kHz以内
・スプリアス発射強度: -60dB以下
・マイクロホンインピーダンス: 600Ω
・受信方式: ダブルスーパーへテロダイン方式
・受信感度: 144/430MHz帯共に-16dBμ以下(12dB SINAD)
・選択度:  11kHz以上(-6dB帯域)、30kHz以下(-60dB帯域)
・低周波出力(8Ω): 2W以上(5%歪時)

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