2016年3月号

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オーストラリア・メルボルンで「VK3 ANNUAL SOTA CONFERENCE」開催される

2月13日、オーストラリアのメルボルンで、山頂からアマチュア無線を楽しむ「SOTA」の愛好者が集合するイベント「VK3 ANNUAL SOTA CONFERENCE」が開催され、ビクトリア州(VK3)を中心に活動するSOTA愛好家や、これからSOTAを楽しみたいと考えるハムなど約30名が集まった。


コンファレンスが開催されたMoorabbin and District Radio Club 会場

SOTAは「Summits On The Air」の略で、その名の通りサミット(山頂)からアマチュア無線運用を行うことでポイントが獲得できるというもの。イギリスのG3WGV、G3CWIによって2002年に考案され、自ら山頂で移動運用を行う者(Activator)以外にも、自宅などからその移動局と交信する者(Chaser)やSWLにもポイントが付与されることから、世界規模のアマチュア無線家やSWLが楽しんでいる。

オーストラリアのビクトリア州では、地元のMoorabbin and District Radio Club(MDRC)が例年ホスト役となり、コンファレンスを開催している。


ホスト役のMDRCを代表し、VK3AFW Ronが開会挨拶を行った

コンファレンスは、VK3AFW Ronのあいさつから始まり、VK3YY GlenによるSOTAの紹介プレゼンテーション、VK3WAM Wayneの2015年のSOTA活動のまとめ、SOTAに有益な機材の紹介、世界のSOTA活動の取り組みなどが紹介された。

今回のコンファレンスでは「Show and Tell」という形で、各自自慢の機材が会場に持ち込まれた。自作無線機やコンパクトに収納できる2m用八木アンテナなど、普段見慣れない機材が展示され、質問者に対してそれぞれの出展者が丁寧に解説を行っていた。


Show and Tell として自慢の設備の紹介が行われた

ランチタイムにはMDRCからバーベキューが振る舞われ、参加者それぞれが直接講演者に熱心に質問する光景が随所で見られた。

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