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総務省の広報誌が「社会貢献活動とアマ無線」を特集

総務省が毎月刊行している広報誌の最新号(2021年6月号)に、「社会貢献活動でのアマチュア無線の活用」と題した特集を掲載し、注目を集めている。


総務省が2001年から毎月発行している広報誌「総務省」。2021年6月号では「社会貢献活動でのアマチュア無線の活用」を特集している

総務省大臣官房政策評価広報課は2001年から、同省が所管する分野のさまざまな話題や取り組みを紹介する広報誌「総務省」(カラー24ページ)を毎月1回発行している。印刷されたものを全国の自治体と公共図書館、同省の出先機関などに配布しているほか、同省ホームページでPDF版を公開している。

その最新号となる2021年6月号では「社会貢献活動でのアマチュア無線の活用」と題した特集を4ページにわたり掲載している。


特集「社会貢献活動でのアマチュア無線の活用」は4ページ構成。法改正で利用可能になった事例をケース別で紹介している

今年3月10日に施行された電波法関連省令・告示の改正によって、アマチュア無線は有資格者が一定条件下において「災害ボランティア」「地域ボランティア」などの社会貢献活動にも利用できるようになったが、この特集では法改正が行われたことと合わせ、社会貢献活動でアマチュア無線が利用できる例を「災害ボランティアでの利用」「ボランティア活動・公の地域活動での利用」に分類して事例を紹介している。

さらに社会貢献活動でアマチュア無線を利用する場合のQ&Aとして「非常災害時にアマチュア無線が活躍した事例は?」「今までの「非常通信」と何が違うの?」「アマチュア無線が使えない活動は?」「社会貢献活動でのアマチュア無線の使用において必要な資格や免許はあるの?」「アマチュア無線を使用する際のルールは?」「社会貢献活動を行うために使う無線は、アマチュア無線に限られるの?」という6項目について、わかりやすく説明している。

特に「非常災害時にアマチュア無線が活躍した事例は?」の項目では、1995年1月の「阪神淡路大震災」、2011年3月の「東日本大震災」、2019年10月に関東地方を直撃した「台風19号」における運用事例を表形式で掲載したほか、「その他、地方公共団体等が主催する防災訓練への参加や、被災時の救助を求める通信の受信および通報等に、個人・社団を問わずアマチュア無線が活用されています」と実績を説明している。

また、この広報誌の読者の多くが自治体関係者であることから、特集の末尾に「自治体の皆さまへのお知らせ」として、「社会貢献活動においてアマチュア無線が活用できるようになりました。すでに、自治体と地域のアマチュア無線団体・クラブ等との間で災害時応援協定等が結ばれ、災害情報の収集・伝達が行われている地域も多いと思われますが、今後は、災害ボランティアに限らず、地域イベントなど様々な活躍の場が広がります」「とりわけ、公の地域活動を行う通信のアマチュア無線の使用については、公務員がアマチュア無線を使用すること、また、消防団が行う活動や鳥獣被害対策事業等の活動に関する通信にアマチュア無線を使用することが認められることとなりました。引き続き、アマチュア無線に関する法令の遵守等その適正な利用をお願いいたします」と案内。詳細は電波利用ホームページの「アマチュア無線の社会貢献活動での活用に係る基本的な考え方」を参照するように呼び掛けている。

総務省の広報誌でアマチュア無線が特集されるのは珍しく、アマチュア無線業界関係者の間でも注目されている。なおPDF版は同省ホームページの広報誌 令和3年6月号のコーナーから無料で閲覧、ダウンロードが可能だ。

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次号は 12月 1日(水) に公開予定

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