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特別寄稿

台湾の秋葉原に行ってきた(その2)

月刊FBニュース編集部


(その1)はこちら

1. 光華商場周辺の無線機ショップ

光華商場の周辺をうろうろしていると高速道路の下あたりに二軒の無線機ショップを見つけた。一軒は、波音無線電、もう一軒は上洋通信。前者の波音無線電では台湾製、中国製の無線機に加え、スマホも販売していた。


図1 光華商場近くの無線機ショップ。(左)波音無線電。(右)上洋通信

もう一軒の上洋通信、このお店のショーウィンドーが図1右側の写真です。アイコムやHYTに加えKENWOODのスティッカーもショーウィンドーのガラスに貼られている。写真では見難いがアイコムとHYTのロゴマークの入った盾がショーウィンドーの内側に飾られており、読めない中国語を理解するとどうやらこの上洋通信はメーカーの特約店と書いてあるようだ。


図2 上洋通信の店内

2. 気になる名前の無線機

SSBでもよく耳にするが、CWを運用する人ならFB DXの意味はよくわかる。上の写真のショーケースの左端にBFDXとフロントパネルに印刷された無線機が展示されている。「これはなんだ!?」と気にかかり、ショーケースから取り出してもらうと、確かにBFDXの印刷がある。FB DXに掛けたものなのか、あるいはFBもDXも知らないメーカー側がたまたまつけた名前なのか、たいへん気になるところである。


図3 BF DXのトランシーバー(NSIteckのホームページより)

3. 光華商場で購入した三種類のアンテナ

さて図4がその三種類のアンテナ。見覚えのあるパッケージであるが日本のメーカーのものではない。コネクターはSMAのオスが付いており、いずれのアンテナもVHFとUHFの2バンドアンテナ。VHFは1/4λ、UHFは1/2λとのスペックが袋に印刷されている。


図4 台湾で買った三種類のアンテナ

これらのアンテナはハンディー機用であると思うが、アンテナを車載用のマグネット基台に取り付け、モービル用のアンテナとして使った時の性能を測定した。(図5)

アンテナ基台から出ている同軸ケーブルの先端にアンテナアナライザー(クラニシ製 BR-510D)を接続し、430 MHz帯のSWR特性を調べてみた。その結果をグラフにしたものが図6である。

(B)のアンテナのSWR値は、他の二本と比較すると広帯域に渡って低い。また、三本のアンテナのSWR値で共通して言えることは、440~450MHzの周波数帯ではSWR値が1.5以下と低く、この周波数帯は米国ではレピータの運用に解放されている周波数帯であることから、これらのアンテナは日本国内の周波数帯を狙ったものではなく米国のUHFバンドを狙ったものであるかもしれない。


図5 モービルアンテナとして測定


図6それぞれのアンテナのSWR特性

これらのアンテナはハンディー機用として開発されたものであるため、ハンディー機に接続したときはまた性能も変わってくると思う。上記のようにマグネット基台に取り付けるとこのようになった程度の参考データとして取り扱ってほしい。また、チャンスがあればそれぞれのアンテナのSWR値と飛び具合の関係も探ってみたい。

FB DX

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次号は 12月1日(火) に公開予定

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