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テクニカルコーナー

IC-705をスタンドマイクで運用する

JK3AZL 高岡奈瑞

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IC-705を楽しく運用していますが、付属マイク以外のマイクも使ってみたくなりました。特にDVモードで運用すると、聞き慣れたハンディ機のID-31やID-51と音の差が気になりました。また自宅で長時間運用する際にはスタンドマイクも使いたいため、標準マイクのHM-243以外で使える変換ケーブルを製作し動作検証を行いました。

IC-705のMICジャック

IC-705のマイクジャックは4極で、プラグ側で見ると下記のような配線になっています。


★3.3V(470Ω直列)または8V(最大10mA)

HM-243のMICプラグももちろん4極ですが、Key Output機能のないスピーカーマイクであれば、3極プラグの従来品でも使えそうです。実際にID-51やID-31で使っていたスピーカーマイクをIC-705に接続すると、普通に使えることが確認できました。


ハンディ機用のスピーカーマイクHM-186LSをIC-705に挿入した様子。


HM-186LSで送信した様子。もちろん受信音もHM-186LSから聞こえる。

IC-705用マイク変換ケーブル

◎必要な部品
・スタンドマイク用8Pメタルジャック
・Φ2.5mm 4極プラグ
・ケーブル(2芯シールドもしくは3芯)
・抵抗(1kΩ×1、3.3KΩ×1)
・コンデンサ(1µF×1)

◎配線


なお、IC-705に標準付属品以外のマイクを接続する場合、スタンドマイク側のUP/DNキーは動作しない仕様です。

大阪日本橋のパーツショップで、パーツを購入し、変換ケーブルを作成しました。


完成した変換ケーブル

アイコム製のスタンドマイクを使うには、IC-705の「MIC端子8V出力」を「ON」に変更する必要があります。

セットモードで、[MENU]>[SET]>[外部端子]>[MIC 端子 8V 出力]→「ON」に変更


完成した変換ケーブルを使ってSM-30を接続し、送信している状態。

最近では「IC-705対応 アドニス用マイク変換コード」が発売されるなど、IC-705で使えるマイクの幅が広がりました。今回製作した変換ケーブルにより自宅からの固定運用の際に手持ちのスタンドマイクが活用できるだけでなく、IC-705にさまざまなマイクを接続して運用すると、受信側の無線機での音の違いが感じられ、面白いと感じました。

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次号は 5月6日(木) に公開予定

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