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Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

Masacoの自由帳

第五回 豊年満作ワッショイワッショイ♪

JH1CBX Masaco

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大きな鳥居をくぐるとお店がズラリ! ベビーカステラ、たこ焼き、リンゴ飴、ヨーヨー、お面・・・ 神様を乗せ町内を練り歩いたお神輿が威勢の良い掛け声と、つま先のステップで弾むように本殿前に宮入りを終える! バルーンが魔法のようにどんどんと形を変え、子供たちのキラキラした声が境内に響きわたる。伝統芸能である江戸大神楽で息をのむ技を肌で感じ、紙切り芸では軽妙なおしゃべりで鋏を動かし、お客さんの注文に応じて1枚の紙から即興の作品がみるみる出来上がる。マジックショーは、舞台袖で見ていても種も仕掛けもわからず、どこにどれだけ仕込んでいるのだろう・・・ これでもか! これでもか! というくらい鳩が飛び出し歓声が上がる。


決して派手すぎず、ノスタルジックな感じ。

背中で語る芸の奥深さを感じながらラストは歌謡ショーのステージ。「私は風船でかわいい動物も作れないし鳩も出せないけど、歌っていいかなー?」って問いかけると、「お姉ちゃんいいよ!」ってかわいい声援で子供たちがステージの下に駆け寄ってくれる。まずは子供たちも知っている掴みの1曲からスタートしなければ帰られてしまう・・・。例えばここ数年は、「世界に一つだけの花」「パプリカ」「虹」「アナと雪の女王」「U.S.A」等・・・ その年にヒットした曲を。今年だったら「鬼滅の刃」の主題歌だっただろうなぁ。そしてお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん世代も知っている「Tomorrow」「糸」「お祭りマンボ」「三百六十五歩のマーチ」「瀬戸の花嫁」「17才」「ひまわり娘」こんな辺りを織り交ぜながら・・・。「ひまわり娘」は、ここ最近のCMでも流れたようで子供たちが大合唱してくれたのには驚いたなぁ! 時にリクエストで「北島三郎さんのまつり! 中村美律子さんの河内おとこ節!」と言われることもしばしばなんですよね。(汗)


豊川稲荷東京別院。音楽の神様!!! 上京して一番にお参りしました。

歌を奉納するという神事

このようなお仕事ではカバー曲がメインですが、私のオリジナル曲の「晴れおんな」と「むこう岸」は両極端の曲でありながら、ものすごく受け入れてくださり、帰り際にCDありますか? って嬉しいお声をいただくこともあるんです。社務所の皆様は、見守るような眼差しで聞いてくれています。演歌歌手のオファーが多い世界で、歌謡曲として出演させていただき、「今回の歌手はどうかな~?」とオーディションをされているような時もあり(笑)、緊張がMaxになるのですが、掛け声がかかると、その場が一気に地元のような雰囲気に変わり救われるんですよね。こんな光景が東京のど真ん中のあちこちで見られるとは想像もしていなかった、秋の例大祭の一幕。コロナ禍で中止が相次いでいますが、どの神社も50年以上前から受け継がれている伝統行事、神様に歌を奉納できる喜びと重みを感じるのが、ちょうどこの時期なんです。


神楽殿では神聖な空気を感じます。子供達からのプレゼントはドングリやビー玉や指輪!!! かわいいなぁ。

お客さまとの対話

ライブや野外イベントとはまた違う独特の空気の中で、ステージに立たせていただき早10年。それまでの私は、ライブのMCも一言一句書いて覚えていたのですが、それをやっている限り進歩しない・・・ 目に見えたものを喋ればいい! といつも師匠から言われていました。その日のお天気や、客層の雰囲気によっても内容は変わるから、ステージに立った時に目に飛び込んできたものを感じたまま伝えればいいと。先輩方のステージはまさにお客様との対話・・・ その時、師匠のアドバイスが心にストンと入りました。いつの日だったか、帰り際に警備をされていた警察官のおじさん? いや、お兄さまから「実は僕もペンライトを振りたかったんですが・・・ 勤務中なんで、もしそんなことしたら明日大変なことになってるんで・・・ 心の中で会話をしていました!」なんて、思わず嬉しいお声がけをいただき今度はお休みの時にゆっくり聞きにきてね! とお別れした思い出があります。

奉納演芸の意味を知ったとき東京の見える景色が変わった

お祭りの熱い温度がたまらなく好き! 東京は地方出身者の集まる街! って言われるけど、地元に根付いた皆さんが「この土地は自分たちが守る」と継承する姿にかっこいい本当の東京らしさを感じます。豊年満作を祝う感謝のお祭って日本の伝統そのものですね! ちなみに私、これまでの奉納ステージで一度も雨に打たれたことがないんです。この時期なので台風にヒヤヒヤするのですが、うまーくすり抜けています! 「福の神様招いておいで~ 貧乏神は帰ってもらい~ 人は誰でもチャンスがあるよ! ずっと咲くのは晴れおんな~」(私のオリジナル曲「晴れおんな」) この歌を神様が聞いてくれていると信じています(笑) 来年こそはワッショイワッショイ! と各地から賑やかに聞こえる秋を迎えたいですね~。

一口メモ ~おすすめの一杯~

みなさん、東京で好きな街はありますか? 私は銀座が大好きです! 今と昔が上手に混在している街なんですよね! 老舗のお店も数多く、和菓子屋さんから洋食屋さん、コーヒー文化の歴史を刻む喫茶店・・・ いつかは私のお気に入りをまとめてご紹介したいのですが、その中でも今回は!!! 銀座の街で半世紀以上愛されている老舗の「中華そば 共楽」。


昭和31年(1956年)創業。今は二代目、三代目と親子で切り盛りされています。接客対応は二代目の奥様でいつもニコニコ、陽のオーラが店内を包んでいる、まさに福の神様のような方。ご家族のあたたかい雰囲気に誘われるように、いつの間にか通い続けて10年以上。なかなか一人ではお店に入れない私が単独行動できちゃうんです(笑) 今ではライブに足を運んでくださり、いつまでも変わらず応援してくれる、心も通う東京の故郷になりました。


これはチャーシューメン! チャーシューも脂身がなくて最高!

もうほら、お腹すいてきたでしょう!!! しょうゆスープと複雑な旨味が口に広がり、しょっぱくなくてどこか優しい。写真はチャーシュー麺ですが、ワンタンもタケノコもおすすめです!!! とにかく飽きがこない一杯。毎回、ぺろりと完食しちゃって、「やっぱり大盛にすればよかった~!」って帰り際、いつも言っている気が・・・。次は思い切って特盛! にしようかなぁ・・・。中華そばやラーメンは特に人それぞれの好みが出ますが、もし銀座に行く機会があったら「Masacoの大好きな味はコレか~」と味わってみてくださいね! ご家族の愛と歴史が詰まった1杯をどうぞ~♪
★すべて私の自由な感想を書いています。回し者ではございませんよ~。

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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