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2025年6月2日掲載
5月17日(土)~5月18日(日)、44回目となる九州DXer’sミーティングが熊本市内で6年ぶりに開催された。九州DXer’sミーティングの歴史は古く、1977年に福岡県で1回目が開催されて以降、九州各県(沖縄県含む)の持ち回りで毎年開催され、九州各地はもとより全国からかつては100名を超える熱心なDXerの参加があった。しかしながら2019年の開催を最後に、2020年は新型コロナの影響で中止となり、その後も開催されていなかった。
昨年2024年、熊本県在住のDXerが、「新型コロナも落ち着いたし、ぜひまた開催しよう」と話を進めた。ちなみに新型コロナ直前の2019年第43回は熊本開催だったため、第44回も熊本開催となると2回連続同県での開催というイレギュラーにはなるが、まずは自分たちで復活を果たそうとしたそうだ。
第44回九州DXer’sミーティング熊本大会の参加各局
懇親会で熊本県からの参加者として挨拶する事務局担当のJR6IKD中嶋さん
17日に行われたメーカー展示では、アイコムが同社ならやま研究所に設置したIC-7760のRFデッキを、展示会場に設置したコントローラーからリモートコントロールする実動デモが行われ、多くの参加者がリモート運用の操作性や音質を確かめていた。
メーカー展示の様子
写真左でIC-7760を操作しているのが今大会実行委員長のJA6GXP浅井さん
18日に行われた講演会では、まずアイコムのJS3CTQ稲葉さんが最新HF機IC-7760と1kWリニアアンプIC-PW2についての説明を行い、次にJH5GHM/JE6RPM近藤さんがDXコンテスト運用における最新技術の説明を行った。
「IC-7760とIC-PW2の特徴」講演の様子
「DXコンテスト運用ついて」講演の様子
来年2026年の第45回は大分県での開催が予定されている。
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