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2017年の主要アマチュア無線イベント開催スケジュール

今年も各地で、さまざまな「アマチュア無線イベント」が開催される。主要なイベントの日程について主催者から発表が相次いでいるので、まとめて紹介しよう。


多数の来場者で賑わう「アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア)」のクラブコーナー(写真協力:JARL)

2017年1月25日現在で判明している、主要なアマチュア無線イベント(開催日が近い順に「西日本ハムフェア」「関西アマチュア無線フェスティバル」「東海ハムの祭典」「アマチュア無線フェスティバル」「北海道ハムフェアー」の5行事)の開催日程は下表の通りだ。

イベント名

開催日

開催場所

第16回西日本ハムフェア

3月5日(日)9:00~15:00

日産自動車九州(株)体育館、ゲストホール
(福岡県京都郡苅田町)

●入場料:無料
●備考:毎回1,800名前後が来場

第22回 関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2017)

7月15日(土)、16日(日)
10:00~17:00

池田市民文化会館、豊島野公園、池田市立カルチャープラザ
(大阪府池田市)

●最新情報:http://www.jarl.gr.jp/kanham/
●入場料:無料
●備考:毎回、期間中合計で約9,000名が来場

第49回 東海ハムの祭典

7月23日(日)10:00~16:00

日進市民会館
(愛知県日進市)

●最新情報:http://www.tokai-jarl.jp/honbu/
●入場料:無料
●備考:毎回1,000名前後が来場

アマチュア無線フェスティバル
(ハムフェア2017)

9月2日(土)、3日(日)
10:00~17:00(3日は16:00まで)

東京ビッグサイト 西3・4ホール
(東京都江東区有明)

●最新情報:
http://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/Ham-Fair.htm
●入場料:1,500円(会期中有効)、小・中・高校生は無料
●備考:アマチュア無線イベントでは世界最大規模。毎回、期間中合計で約35,000名が来場

第5回北海道ハムフェアー

9月23日(土)、24日(日)を予定

未定(札幌市内を予定)

●最新情報:http://www.8hamfair.com/
●入場料:無料
●備考:2015年に復活し今年は2年ぶりの開催。前回は約1,500名が来場

2017年の主要アマチュア無線イベント開催スケジュール(2017年1月25日現在)

それぞれのイベントについて、特徴などを紹介していこう。

★西日本ハムフェア
日本の「3大ハムフェア」の1つで西日本最大規模のアマチュア無線イベント。JARL九州地方本部が主催している。2014年からは福岡県京都郡苅田町にある日産自動車九州株式会社の体育館とゲストホールで行われている。

2017年は3月5日(日)の開催。主催者のWebサイトによるとアマチュア無線クラブ、個人、無線機器メーカーなど60以上のブースが出展される予定で、各種講演や子供向けの電子工作教室、お楽しみ抽選会、立ち食い蕎麦の販売なども計画されている。


2016年に開催された「第15回西日本ハムフェア」の模様

★関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM)
関西最大のアマチュア無線イベントで、通称「KANHAM(関ハム)」の名前で親しまれている。関西アマチュア無線フェスティバル実行委員会とJARLの関西6府県支部が主催し、7月の「海の日」前の土日に開催されることが多い。メイン会場の池田市民文化会館では無線クラブやメーカー、販売店のブース出展のほか、講演会やセミナーも数多く開催され、さまざまな子供向けの企画も行われる。隣接する公園ではフリーマーケットも開催。

2017年は7月15日(土)、16日(日)に例年同様、大阪府池田市の池田市民文化会館などで開催される。開催が近づくとWebサイトで精力的な情報発信が行われるようになる。


「関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM)」が開催される、大阪府池田市の池田市民文化会館

★東海ハムの祭典
1968(昭和43)年にJARL東海支部(当時)でスタートした東海地区のアマチュア無線イベントがルーツ。長らくJARL愛知県支部が主催する「ハムの祭典」として行われてきたが、2015年からはJARL東海地方本部の主催行事となり「東海ハムの祭典」の名称となった。

2017年は「関西アマチュア無線フェスティバル」の翌週、7月23日(日)に愛知県日進市の日進市民会館で開催される。回を重ねるごとに来場者が増え、「3大ハムフェア」に迫る規模となっている。

★アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア)
41年の歴史がある日本を代表するアマチュア無線イベントで、JARL本部が主催する。かつては東京・晴海地区や横浜・みなとみらい21地区のイベントホールで、金・土・日の3日間にわたり行われてきたが、2002年からは会場を東京・有明の「東京ビッグサイト」に移し、2003年からは土・日の2日間開催が定着した。出展するブースは200を超え、来場者も2日間合計で約35,000人前後と世界有数の規模となっている。

例年は8月下旬に開催されるが、2017年は9月2日(土)、3日(日)に行われる。会場も従来は東京ビッグサイトの「西2ホール(1階)」だったが、今年は「西3・4ホール(4階)」となり、会場面積が約3割拡大する。すでにWebサイトが公開され、出展案内や各種コンクールの募集がスタートしている。入場料(会期中有効)は小・中・高校生は無料、一般は1,500円だが、JARL会員は会員証の提示で割引が受けられる。


入場開始を待つ「アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2016)」の開会前風景

★北海道ハムフェアー
1988年から1991年にかけて3回開催された北海道のアマチュア無線イベントが、2015年9月に24年ぶりの復活を果たし「第4回北海道ハムフェアー」として札幌市内で開催され、約2,500名の入場者で賑わった。主催はJARL北海道地方本部。

2017年は復活後2回目の開催で、9月23日(土)、24日(日)の日程を計画している。場所は札幌市内の予定で、3月中には正式決定する見込みだ。すでにWebサイトが準備されているが、開催場所の正式決定後にさまざまな情報発信が行われる模様だ。

アマチュア無線界では、これらのイベントのほか、JARL各支部が都道府県単位で開催する「ハムのつどい」なども行われ、開催スケジュールはJARLのWebサイトにある「地方だより」コーナーなどで告知される。今年、近くで行われるイベントのスケジュールをチェックしておくとよいだろう。

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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