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JARL 2022年の「QSOパーティ」開催要領を発表

JARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)は、2022年の正月に開催する「第75回QSOパーティ」の開催要領と特別企画、記念楯の申し込み方法を公表した。


JARL主催「QSOパーティ」の干支ステッカー(2022年は“N”の文字と寅)とステッカー貼り付け用台紙

「QSOパーティ」のあゆみ

JARL主催の「QSOパーティ」は、毎年お正月の時期に開催されている“お空での賀詞交換”を行う交信イベントだ。そのルーツは古く、戦後、日本のアマチュア無線が再開されて間もない1953(昭和28)年5月5日に“日本のお空を賑やかにすること”を目的にスタートした。

当初は得点(交信局数×都道府県マルチ)を競うコンテスト形式で、1954(昭和29年)からは1月と4月の年2回開かれていたが、4月開催分については1959(昭和34)年から「ALL JAコンテスト」に名称が改められ、以後のQSOパーティは1月2日21時から24時間の開催となった。

QSOパーティが変革を遂げたのは1974(昭和49)年の「第27回QSOパーティ」のこと。それまでのコンテスト形式を廃し、お正月にふさわしく“電波を使った新年の賀詞交換”という交信パーティ形式に改められた。20局以上と交信し書類を提出すれば、その年の干支をデザインしたステッカーが発行され、十二支分のステッカーをすべて揃えると、記念楯の頒布が受けられるという内容となり、開催時間も1月2日9時から21時の12時間に短縮された。その後1990(平成2)年の「第43回QSOパーティ」からは開催期間を1日(24時間)拡大し、1月2日9時から3日21時までとなった。

再びQSOパーティの改革が決まったのは2020(令和2)年のこと。参加者などから“参加局数の減少によって20局の交信達成が難しくなっている”、“正月三が日は帰省や家族・来客の相手で参加が難しい”といった期間延長を求める声が高まったことを背景に、JARLコンテスト委員会が複数の延長案を示してアンケートを行った結果、最も得票が多かった「1月2日9時から7日21時までの6日間(132時間)開催」と改めることが理事会の承認を経て決定し、2021(令和3)年開催の「第74回QSOパーティ」から実施の運びとなった。

さらに従来は“12年間連続参加し、十二支すべてのステッカーを揃えて記念楯を入手したら上がり”というイメージがあったものを改め、十二支すべての干支ステッカー収集をそれぞれ「二巡(24年分)」「三巡(36年分)」「四巡(48年分)」で達成した局は、特製楯(ブロンズ、シルバー、ゴールド)の頒布が受けられるようになり、ベテラン勢のモチベーションアップを図ることになった。


干支ステッカーが12枚揃った場合の記念盾(右上)と、干支ステッカーが二巡目、三巡目、四巡目になった場合の特製の記念楯(下)。いずれも対象者が希望した場合に頒布が受けられる(JARL Webより抜粋)

こうした施策に加え、JARLが「6日間連続で交信し、書類を提出した会員には抽選で記念品をプレゼント」という特別企画を実施したことが奏功し、2021年のQSOパーティは、前年よりも約1割多い8,181局が書類提出を行う盛況ぶりとなった。

2022年のQSOパーティ開催要領

JARLが発表した、2022年の「第75回QSOパーティ」の開催要領を抜粋する。詳細はJARL Webのコンテストページの告知を参照のこと。



●開催日時:
2022年1月2日(日)09:00から7日(金)21:00(JST)まで

●参加資格:
アマチュア局およびSWL(SWLはアマチュア局の電波を受信する個人)

●使用周波数帯:
総務省告示の「アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」による。

●参加部門:
・アマチュア局部門(コードナンバー 30)
・SWL部門(コードナンバー 31)

●交信方法など:
(1)呼び出し
①電話=CQ NEW YEAR PARTY
②電信=CQ NYP
③データ、画像、ATVなどは①および②に準ずる。

(2)交換する内容
「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「オペレーターネーム」

(3)交信相手局
・国内局=交信(受信)の相手局は日本国内および国外のアマチュア局。
・国外局=交信(受信)の相手局は日本国内のアマチュア局に限る。

●交信上の禁止事項:
①総務省告示の 「アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」の逸脱
②レピータの使用

●書類の提出:
①完全な交信局数が20局以上のアマチュア局、または完全な受信局数が20局以上のSWLは JARL制定のサマリーシートおよびログシート(A4判または同形式のもの)を使用して、必要事項を記入して提出。電子ログでの提出はできない。
②締切日: 2022年1月31日
③提出先: 〒170-8073 東京都豊島区南大塚3-43-1 大塚HTビル6階 JARL QSOパーティ係

●参加記念品:
(1)サマリーシートなどを提出したアマチュア局およびSWLには、希望により記念ステッカーを贈ります。
①国内の局が記念ステッカーを希望する場合はサマリーシートなどを提出する際に、返信用封筒(住所・氏名・呼出符号・郵便番号を明記して、84円切手を貼った定形封筒)を同封してください。
②国外の局が記念ステッカーを希望する場合はサマリーシートなどを提出する際に、返信用封筒(SAE)と2IRCを同封してください。

(2)次の場合、記念ステッカーは送付できません。
①本規約に違反した場合
②提出したサマリーシートなどに虚偽の記載があった場合



なおJARLは今回も「QSOパーティお年玉特別企画」を実施する。1月2日から7日までの6日間連続して参加し、書類提出をしたJARL会員局を対象に抽選を行い、記念品をプレゼントするという内容だ(2021年の場合、記念品はハンディトランシーバー3台、オリジナル手ぬぐい100名だった)。

JARLは『6日間連続して参加された局は、忘れずにサマリーシートの「意見欄」に「連続日交信」と記入して、QSOパーティ係へ書類をお送りください』と案内している。

「十二支達成楯」「二巡目以降の記念楯」の申し込み方法

干支ステッカーで十二支を達成した局の「十二支達成記念楯」、および「二巡目以降の記念楯」の申し込み方法は次のとおり。毎年受付期間が設定されているので注意が必要だ。

★QSOパーティ「十二支達成記念盾」申し込み要領
●提出するもの:
・十二支のステッカーを全部貼った台紙を、コピーか写真で複写したもの(所定の台紙の場合は、自分のコールサインが明記されているもの)
・ご自分のコールサイン、氏名、送付先住所を記入したもの(QSLカードでも構いません)

●頒布価格(送料を含む): 4,000円

●受付期間: 2022年2月1日~3月31日

●発送: 2022年6月中を予定

●申し込み先、送金方法など: 下記ページを参照
 https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/qp/qsoptate.htm


「十二支達成楯」のサンプル

★QSOパーティ 干支ステッカー「二巡目以降の記念楯」の申し込み要領
●提出するもの:
・12枚揃った干支のステッカーを「NEW YEAR PARTY」の順に並べて、それぞれの巡り分の「NEW YEAR PARTY」のステッカーを、コピーか写真で複写したもの(ステッカーの年号がわかるようにしてください)
・ご自分のコールサイン、氏名、送付先住所を記入したもの(QSLカードでも構いません)

●頒布価格(送料を含む): 5,000円

●受付期間: 2022年2月1日~3月31日

●発送: 2022年6月中を予定

●申し込み先、送金方法など: 下記ページを参照
 https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/qp/qso_megri-ptate.htm


「二巡目以降の記念楯」のデザイン見本

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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