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若いハム育成への熱い想いに満ちた第6回JARL定時社員総会

平成29年6月25日(日)、一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)の第6回定時社員総会がベルサール西新宿(東京都新宿区)で開催された。時々、小雨が降る中、開場の1時間以上前から次々とJARL社員と傍聴者が集まって来た。


会場となる「ベルサール西新宿」には、開会の1時間前からJARL社員や傍聴者が続々と来場

12:45、総会の開会に先立ち、会員増強キャンペーンの表彰が行われた。また、アイコム株式会社、株式会社JVCケンウッド、アルインコ株式会社、コメット株式会社、第一電波工業株式会社、日本アマチュア無線機器工業会など法人賛助会員17社、個人賛助会員81名に対し感謝状が贈られた。


会員増強キャンペーン(写真左)と法人賛助会員(写真右)への感謝状贈呈の様子

13:00、JG1KTC髙尾会長の挨拶、JA1LXG小渕優子衆議院議員からの祝辞が紹介された後、第1号議題「平成28年度決算の件」の報告と審議へと移った。会計監査、業務監査の報告、質疑応答等が行われ、JARLの赤字体質、会計処理については、厳しい指摘が相次いだ。また、収益面から、会員数の増加が頭打ちになっている状況についての質問も多く聞かれたが、14:20に賛成の挙手多数で承認された。


総会の冒頭で挨拶するJARL髙尾会長

休憩を挟み14:40からは報告事項である「平成28年度決算」「平成29年度予算」「平成29年度事業計画」の質疑応答が行われた。準備書面による質問の中心は会員数の伸び悩み、若手ハムの育成に関するものが多く、会員増強キャンペーンの成果や今後の対応、欧州で成功している若いハムを育成する「YOTA(Youngersters On The Air)」プロジェクトへの取り組みについての質問が相次いだ。JARL社員の方々の関心の中心はJARL会員数の増加と若手ハムの育成にあることがわかる。その他、東京オリンピックやラグビーワールドカップへのアプローチや取り組み、PLCへの懸念、ドローンに関する質問も目立った。

C4FMのレピータについての質問も3件ほどあったが、その都度、JARLは「C4FMは現在のレピータ規準に合致していないので認められない」と回答していた。また「JARLとしては今後もD-STARの普及に力を入れていく」と明言した。


今年の定時社員総会は120名の社員が参加して開催された

16:15、会場での質疑応答の時間となった。準備書面による質問と同様に、会員を増やす、若手ハムを育てる方策についてのやりとりが最後まで続いた。JARLへの厳しい要求が数多く出されたが、これらは、JARL社員の方々の「若いハムをより多く育てたい」10年後、20年後を見据え、アマチュア無線を盛り上げたい」という熱い想いからであることに疑う余地はない。今回の総会で一番多く聞かれたのは「会員数を増やす」という言葉だった。JARLの会員増こそが、アマチュア無線の将来の発展につながる鍵になる、というのは参加者の共通した認識に違いない。今後のJARLの新しい施策にも期待したい。

17時過ぎ、第6回JARL定時社員総会は閉会となった。


質問をするJARL社員の方々。会員を増やしたい、若手ハムを育てたいという熱い想いが伝わる質問や意見が多く聞かれた

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