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JARDが「中学生以下対象」の4アマ養成課程講習会を開催、10代のハムが多数誕生!!

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、夏休み恒例の中学生以下を対象とした第四級アマチュア無線技士(4アマ)養成課程講習会を、8月9~11日と8月22~24日の2回、東京都豊島区で開催した。このうち8月9~11日の講習会にはJAIA(日本アマチュア無線機器工業会)が協力し、会場前でアマチュア無線機器やアンテナを満載した「無線デモカー」の展示も行われた。


8月9~11日に開催された「中学生以下対象 4アマ養成課程講習会」は34名の子供たちと7名の保護者が受講した(写真はビギナーズセミナーで撮影)

JARDが行う4アマの養成課程講習会(標準コース)は、法規6時間、無線工学4時間の合計10時間の授業を受け、その後に行われる修了試験に合格(法規、無線工学それぞれ60点以上)すると、無線従事者資格が与えられる仕組みとなっている。

通常この養成課程講習会は、初日が授業と終了後に自由参加のビギナーズセミナー、翌日が授業と補講、修了試験という2日間の日程で行われるが、長時間の授業を受けることに慣れない小中学生もゆとりを持って受講できるよう、休み時間や補講時間を長くし3日間の日程にした「中学生以下対象の4アマ養成課程講習会」が、毎年夏休みや春休みの時期に開催されている。

今期は8月9~11日に東京都豊島区の大正大学を会場に、また8月22日~24日には同じく豊島区のJARDハム教室を会場に開催された。このうち大正大学で開催された4アマ養成課程講習会には、中学生以下の子供たちが34名、保護者が7名の合計41名が受講。ベテランの講師(初日は女性講師、2日目と3日目は男性講師)が、ユーモアを交えながら子供たちにわかりやすい授業を行った。


2日目の授業終了後に行われたビギナーズセミナーでは、さまざまなアマチュア無線の楽しみや無線機の種類、開局手続き方法などを説明したビデオの上映も行われた

会場内には、無資格で使える特定小電力トランシーバーが置かれ、子供たちが休み時間に交信体験が可能になっていたほか、8月10日の午後にはJAIAの協力で、アマチュア無線機器やアンテナを満載したキャンピングカー「無線デモカー」(第一電波工業)が会場入口に横付けされ、スタッフの指導のもと、アイコムのIC-9100Mなどを使って実際のアマチュア無線の電波を聞いたり、電波の出入口となるアンテナの説明を受けたり、キャンピングカーに乗り込んだりと思い思いに楽しんだ。


会場入口前にはJAIAの協力による「無線デモカー」(第一電波工業)が横付けされ、実際のアマチュア無線機やアンテナが展示された


無線デモカーの前にはテーブルが置かれ、アイコムのIC-9100M(展示モデルで受信のみ可能)とIC-DPR6を配置


スタッフの指導のもと、子供たちは実際に7MHz帯のSSBやCWを聞いて楽しんだ

最終日の8月11日、受講者41名が揃って1時間の修了試験に臨んだ。その結果、見事に全員が合格し、晴れてハムの仲間入りを果たすこととなった。また8月22~24日に開催された講習会でも28名の受講者(保護者は6名)のうち27名が合格を果たしたという。

JARDでは今後も中学生以下を対象とした4アマ標準コースの養成課程講習会を開催するほか、第二級アマチュア無線技士(2アマ)のeラーニングによる養成課程では、受講料の割引対象をこれまでの18歳以下から22歳以下にまで拡大(平成32年3月末までの期間限定)するなど、青少年のアマチュア無線入門者の拡大と上級ハムへのステップアップの両方を促進していく方針だ。


「無線デモカー」の内部にはID-5100とIC-7100Sもセットされていた


キャンピングカー仕様の「無線デモカー」に子供たちも興味津々だった

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