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JARDが「12月度ビギナーズセミナー」開催、体験局も運用

JARD(一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会)は昨年12月29日、東京都豊島区の「JARDハム教室」で、同協会の養成課程講習会修了者を対象にした「12月度ビギナーズセミナー」を開催、参加した21名がガイダンス用ビデオやベテラン講師による講演、クラブ局・体験局を使った運用体験などを楽しんだ。


JARDが12月29日に開催した「12月度ビギナーズセミナー」の会場風景

JARDはJARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)から移管を受けた1993年から、アマチュア無線技士の養成課程講習会を実施している。現在は4アマ標準コースの集合講習、3アマ短縮コースの集合講習、3アマ標準コースのeラーニング、2アマ短縮コースの集合講習、2アマ短縮コースのeラーニングの5コースを開講、年間で1万人前後の受講生が新たにハムの世界への入門を果たしている。

このうち入門者向けの4アマ養成課程講習会では、初日の講習終了後などに、アマチュア無線のさまざまな楽しみ方や無線機の種類、開局手続きの方法などを講師がレクチャーする、自由参加の「ビギナーズセミナー」を開催し好評を得ている。しかし新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、2021年1月からはすべての4アマ養成課程講習会においてビギナーズセミナーは開催中止になっていた。


4アマ養成課程講習会で開催されているビギナーズセミナーの模様(2017年撮影)

JARDは2021年10月に緊急事態宣言が解除され、コロナ禍が小康状態となったことと、養成講習会の受講者から開催を要望する声を受け、12月29日に東京都豊島区の「JARDハム教室」(JARD本部に併設)を会場に12月度ビギナーズセミナーを開催、4アマの養成課程講習会を最近受講した21名が参加した。

当日は、JARDの養成課程講習会で無線工学や電波法規の講義を行うベテラン講師3名によるセミナーや、ビギナーズセミナーで上映されるガイダンス用ビデオの上映などが次のようなプログラムで行われた。

①開会・ガイダンス(10分間)

②ビデオ「ようこそアマチュア無線の世界へ」(15分間)
JARD制作のガイダンス用ビデオを上映

③セミナー1「無線機器の選び方(質疑含む)」 JN1ARU 萩原講師(50分間)
固定・移動・DX通信など、目的に応じた無線機器の選定を費用面も含めて説明

④セミナー2「免許等申請の方法(質疑含む)」 JR1NBZ 森講師(50分間)
無線従事者免許取得から無線局免許申請、開局・運用まで、スケジュールに沿った準備および方法を説明

⑤セミナー3「運用の初歩(全体質疑含む)」 JF1IZZ 太田講師(50分間)
運用スタイル(常置場所運用・移動運用)に応じた留意点や、通常交信から交信コンテストなど、交信の種類に応じた運用について経験を交えて説明


当日は最近JARDの養成課程講習会を受講した21名が参加


セミナー風景。ベテラン講師がわかりやすく説明し、最後に質疑応答を行った

セミナー修了後、JARDクラブ局のJO1ZRD、およびこの日のために急遽「臨時体験局」の免許を取得した8J1YAMを使った運用体験(自由参加)が行われ、希望者が講師の指導を受けながらアマチュア無線の運用を体験した。


この日のために開設した臨時体験局(8J1YAM)を使って、希望者が運用体験を行った

JARDは今回のビギナーズセミナーについて、『今回のセミナーは、養成講習会の日程とは切り離し、3種類のテーマに沿った約3時間の集中講座として企画しました。受講した皆さまからは「大変良い: 70%」、「良い: 30%」と高評価を頂戴し、また「特にためになった内容」を伺ったところ「全て: 70%」とお答えいただいております。JARDとしては、今回のセミナーの取り組みを踏まえ、定期的な開催の企画を検討してまいります』と総括し、『年末の押し迫った中で、セミナー運営にご協力いただいた講師・サポーター各位、無線機器のカタログ提供をいただいたメーカー各社、そして参加いただいた皆さまに、あらためて御礼を申し上げます』と述べている。

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次号は 12月 1日(木) に公開予定

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