Monthly FB NEWS 月刊FBニュース 月刊FBニュースはアマチュア無線の電子WEBマガジン。ベテランから入門まで、楽しく役立つ情報が満載です。

Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

Masacoの自由帳

第八回 第二級アマチュア無線技士への道のり

JH1CBX Masaco

この連載も始まってから、末広がりの八回目!!! めでたいですねぇ!(笑) 自由気ままな時々の思いを綴った自由帳にお付き合いいただき、本当にありがとうございます♪ 今年も皆さんの心が「今日は晴れ晴れしたなぁ」と感じていただける私でいたい!!! そして笑顔と感謝の中で、音楽も、ため池保全活動も、アマチュア無線も、明るく元気に自分の感覚を信じて、進みたい!!! 願望多き2022のスタートですが、何卒よろしくお願いいたします。

年はじめなのでアマチュア無線のことを触れてみようかなぁ

皆さん♪ 今年の目標は決まりましたか・・・? 私は、これまでを振り返ってみると、どうやら寅のように目標にがむしゃらに向かう猪突猛進型?! なのかもしれません。「合唱部に入る予定が陸上競技の道へ」、「公務員で安定した生活の予定が芸能の道へ」そして!!!「理数系が超苦手な私が想像もしていなかったアマチュア無線の道へ」。良い言い方をすれば常にチャレンジ精神旺盛?! ってことなんでしょうか・・・?! ということで!!! 昨年は、コロナ禍でなかなか自由に活動もできず悶々とした日々の中、「挑戦するなら今このタイミングしかない!!!」と勢いと直感だけで、JARDの「2アマeラーニング養成課程」に申し込んだのです。そして! この私が・・・ 第二級アマチュア無線技士に合格。一足早いクリスマスプレゼントで「免許証」が届き、いち早く応援してくださっている皆さんへSNSで報告したところ、ものすごい数の「いいね!」にびっくりしてしまいました。そしてまるで「結婚しました!!!」と発表したかのような国内外から祝福のメッセージに「投げ出さず頑張ってよかった」と感激の日々を送っています。実際、「おめでとうございます!!!」の言葉のシャワーを見た知り合いは「え! マーちゃんがおめでた!!!」と思ったそうです。えへへ・・・。


私にとっての第二級アマチュア無線技士という存在は・・・

私にとっての「2アマ」は遥か遠い雲の上の存在でした。というか考えもしていませんでした。そういえば、何度か、「2アマに挑戦すれば!」とか、お仕事の企画として「Masaco 2アマに挑戦!!!」なんていかがですか? とお声をかけていただくことはありました。しかし聞く耳持たず・・・。お仕事という企画の中での取得となると、私自身の気持ち的な部分で負担が大きく、ありがたいお話でしたがお断りさせていただきました。また、コロナ前はARDF(受信機を持って野山を走り、屋外に設置された無線送信機を探す競技)に夢中になっていたこともあり、もっぱら体育会系の私は、「勉強よりも体力勝負なら喜んで!」というタイプなのです。

昨年は緊急事態宣言が長引き、表向きの全ての活動が制限を受け、曲作りや制作に重点を置く毎日でした。とある音楽プロジェクトの一員としてスタジオへ通う忙しい日々も一旦無事に終えた秋、この隙間時間がもったいないなぁ、何か今後に役立つ勉強ができるチャンスなのかなぁ! と少しずつeラーニングに興味を持ちはじめたのです。時間が取れるタイミングと2アマ取得へ向き合う気持ちがじわじわと増していくタイミングで、こっそりと2アマeラーニングの受講方法を調べて、誰にも相談せず申し込みました。すべては自己責任! という環境に身を置いたものの、ここから自分との戦いが始まります(笑)

意気込みOK! 準備万端! 学習スタートのはずが・・・

さあ! 受講手続きも終えて、JARDからIDとパスワードがメールで送られてきました。私のIDの下二けたが「59」。アマチュア無線家用語で「59」は非常に良い! 縁起が良い番号なのです!!! この時点で「私、運をもってるわー!!! ほぼ合格したのと一緒やわー」とかなりのプラス思考でした(笑) パソコンに向かい「やるぞー」というテンションと裏腹に、電子テキストと同じ内容の教科書が届いたのですが・・・ めっちゃ分厚い・・・。重要なポイントが全て書かれてある本の重みと精神的な重みが比例してしまい、いきなりパンチを食らったようでした。準備万端でスタートしたはずが、「えー!!! こんなに覚えないといけないの?!」と独り言が多くなること・・・(汗)


手前から手前からと、言い聞かせ、まずは法規から。日本語の読解力が求められ、深読みしていくと、あ、これはひっかけ問題! これは違反行為! とか、これまでの交信の経験と照らし合わせ、なんとなくわかってくるんです。しかし!!! 問題は無線工学!!! 教科書に出てくる用語すらさっぱりわからない・・・。これでは問題が解けるわけがない。文系の私には、初耳だらけの用語をまずはインターネットで調べる作業からでした。果てしない挑戦をしている・・・ と心が折れそうな時もありました。そんな時、高額な受講料の45550円を捨てたらあかん!!! と追い込みました(笑) それと補助教材のYouTubeにはとても助けられました。分かりやすい講師の先生がおられ、「ここは重要だからマーカーでチェック!」、「このあたりは1アマに出てくる内容で非常に難しいから、今回は飛ばしましょう・・・」、「ここは理屈云々、丸覚え」と時折ユーモアを交え、教えてくださるのです。たくさんのヒントが詰まっていました。1項目ずつ勉強を進め、各章の終わりごとに中間試験があり、満点を取らないと次の項目へ進めないので、この試験の内容だけは確実に覚えて理解しようとひたすら反復しました。ただ、どうしても苦手なモールス信号をこの期間で全部覚えるのは至難の業なので、感に任せることにして捨てたのです・・・(笑)

移動中の隙間時間に有効活用

eラーニングが私にぴったりだったのは、好きな時間帯に自分のペースで取り組めること! 東京~新大阪と移動が多い私にとって、タブレットを片手に新幹線で気軽に勉強ができる時間が取れたこと! ←これは意外と気分が変わってよかった。学生のようにスポンジのような脳みそではないので、何度も繰り返さないと、なかなか入らないんですよね・・・ それなのに間違って覚えたところはしつこいくらい間違ったまま頭に入っているのでまた同じ間違いをする・・・。だから私は、苦手な問題のページは携帯で写真を撮って、いつでもどこでも、確認しては復習ができるようにしました。覚えた計算式に数字を当てはめれば答えが出てくる無線工学の問題は、いつの間にか、パズルをはめ込む感覚で、少しだけ苦手意識が薄れつつありました。


こんな感じでiPad片手に移動中に学ぶ

中間試験を全クリアすると、JARDから「判定試験が受験可能となりました」というメールが届きます。常にどこまで学習が進んでいるのか? さぼっていないか? 等、学習時間や、中間試験の結果などもパソコンの向こう側でチェックしてくださっています。判定試験は本番の試験と同様の条件で取り組む、お家学習での最終チェックのような感じです。判定試験の合格点も、本番の試験(修了試験)と同じ、法規・無線工学ともに100点満点中60点。ここまでに各項目の要点はとにかく頭に叩き込んだので、忘れないうちにすぐに判定試験を受け、本番への切符を手にしました。

いよいよ本番の試験へ


新宿の高層ビルで試験を受けたよ!!!

CBTテストセンター(コンピューターを設置している全国300カ所のテストセンター)での受験は会場と日時が自由に選べるので便利なシステム。試験というのが久しぶりすぎて、何とも言えない緊張でドキドキしました。ちなみにラッキーなことに、中間試験で丸覚えしたものがいくつか出て、ホッとしたのですが、モールス問題は賭けに出たこと、ヒネリがきいている問題に悩みつつ・・・ 考えすぎると、どれも正解に見えてくるので、最後はスパッと諦めて、規定時間よりも早く終えました。でもやっぱり難しかった・・・。

合格通知が届いた!!! 免許証を手にした!!!


第二級アマチュア無線技士になりました!!!


運転免許証は持ってないけど・・・ 無線従事者免許証!!! 「I」になったよ♪

合格通知を手にしたときは、嬉しくて嬉しくて自分へのプレッシャーから解放された瞬間でした!!! 家族にも誰にも、FB NEWSの編集部の皆さんにも伝えずに内緒にしていたので、すごく驚かれました。緊急事態宣言下でほぼ身動きが取れなかった1年間が報われた思いです。2アマになったから200Wも14MHzもDXも!・・・ といろんな可能性も増えました。でももっとそれ以上にアマチュア無線家の皆さんや応援してくださっている皆さんとの心の距離が近くなったような思いに包まれています。新しい何かを手に入れたくて、必死で勉強した時間が今なら愛おしく思います。今後もアマチュア無線の楽しさや、そこから広がる繋がりの深さを伝えていきたいです。JARDのeラーニングは、わからないことがあればすぐに対応してくれ、とても丁寧にサポートしてくれます。自分をコントロールしながらそれぞれの生活スタイルで勉強ができるので、一つ一つの項目をゲームがクリアする感覚で取り組める方には適しているんじゃないかなぁ。

そうそう、JARDでは、本人確認書類等があれば、試験の点数を教えてもらえるとのことで、私もちょっと気になって申し込み、1枚のプリントをいただきました。恐る恐る確認すると・・・ まさかの工学のほうが点数が良かった!!!「何かをやる! と決めた時がスタート地点、遅すぎることは何一つない、叶うまで貫いていく・・・ 否定された窮屈な言葉は笑い飛ばし、自分の声を信じること」自分自身の歌の歌詞に勇気をもらった数カ月。さあ! 次の目標は何にしよう!!! この勢いでアマチュア無線も歌手活動もマルチにがんばるぞ!!!


お友達や知り合いが、クリスマスも兼ねてお祝いしてくれたよ!!! 12月後半はお肉&海老三昧! 幸せ!!!

Masacoの自由帳 バックナンバー

2022年1月号トップへ戻る

次号は 12月 1日(木) に公開予定

サイトのご利用について

©2022 月刊FBニュース編集部 All Rights Reserved. 発行元: 月刊FBニュース編集部