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MasacoのFBチャレンジ!

生駒山から個人コール(JH1CBX/3)でオンエア

2018年から毎年実施している、Masacoさんが個人コールJH1CBXでオンエアする企画「Masacoのオンエアデー」を、本年は12月11日(土)に大阪府東大阪市にある信貴生駒スカイラインのパノラマ駐車場で実施しました。今回のトピックは、D-STARのゲート越えで全国とQSOを行うことでした。

いきなりパンク

朝10時からの運用開始に備え、先発スタッフは8時半過ぎには現場に到着して早々に運用場所を確保。Masacoさんをピックアップした別車両も9時前に大阪市内を出発しましたが、なんと出発早々にタイヤがパンクし、緊急対応を余儀なくされました。スタッフが「幸先悪いなあ」と言いながらスペアタイアに交換しましたが、それでも約30分を要し、後片付けや予定外のトイレ休憩などを含めて、45分後に再出発となりました。


パンクした右後輪


スペアタイアに交換完了

そんな事もあって、運用地の信貴生駒スカイライン・パノラマ駐車場に到着したのが当初予定より約1時間遅れの10:30。それからスタッフ一同で協力してダイポールアンテナを設置し、ようやく10:50に臨戦態勢となりました。


タイヤベースのボルトを締める


運用PRのぼりを設置中

運用開始

7MHzから運用をスタートすべく、空き周波数を探しますが、Masacoさんが自身のツイッターへの運用周波数のアップロードに苦労している間に、見つけた空き周波数を取られてしまうことが複数回発生。運用場所がロケーション抜群ということもあって、スマホが基地局にうまくつながらないのが原因でした。


8mの伸縮ポールにダイポールアンテナを展開

それでも、周波数が表示されたIC-7100Mの画像をなんとかSNSに送信し、7.139MHzで短いCQを出したところ、10:58にすぐに0エリアから応答がありました。コンディションは上々で、その後全国から呼ばれ、3局目以降はパイルアップになりました。結果的にMasacoさんのSNSに送信した画像が表示されるより前に、すでにパイルアップになったことから、スマホの伝播状況の悪い中で、無理して画像をアップする必要はありませんでした。いつもコールいただく常連さんをはじめ、JH1CBXとのQSOが初めての方からも多数コールをいただき、Masacoさんは1QSOずつ丁寧に成立させていきました。


7MHzから運用をスタート、今回は紙ログを使用

コンディションが非常に良かったため、概ね10局くらいから同時に呼ばれた時には、さすがのMasacoさんも1発でフルコピーできない場面もありましたが、それでも受信できた2文字とか3文字で返して、軽快にパイルアップをさばいていきました。約1時間の運用でもパイルアップは収まりませんでしたが、昼になりましたので一旦休憩することにしました。午後から再度7MHzを運用する旨アナウンスして12:00に運用を一時中断しました。ここまでのQSO数は37。ここでMasacoさんから、昼休みは30分程度にして早々に運用を再開したいとの申し出があり、スタッフ全員が即同意しました。


この日は天気もよく、外のベンチで昼食

午後はD-STARから

昼休みはおおよそ30分で切り上げ、午後の運用は430MHzのDVモードで再開。今回はいつものDVシンプレックスではなく全国相手のゲート越え運用です。昼休みにカーチャンクを行っておいたところ、運用開始前からすでにちらほら呼ばれ始めていました。12:40、Masacoさんは運用をスタート。モードの性格上パイルアップにはならず、QSOが終わると少し間をおいて次の局から呼ばれます。しかもコールされる前には相手局からのカーチャンクがあるため、その時点で相手局のコールサインがディスプレイに表示されることもあり、ミスコピーもなくピックアップは全く問題がありません。皆さん待っていてくれるんだなあと思いながら、Masacoさんは次々にQSOを成立させていきます。途中、月刊FB NEWSの筆者らからも呼ばれ、自身も筆者であるMasacoさんはご機嫌です。


ゲート越え運用中は、QSOとQSOに間に若干の余裕がある。

D-STARでのゲート越え運用では、QSO終了後に次の局に呼ばれるまでは待機となり、おやつを食べながらの運用も余裕です。またゲート越え運用は、電離層のコンディションに関係なく全国から呼ばれますが、dmonitorを導入していない局の場合は、その時に行われているQSOがモニターできないので、今回JH1CBXがアクセスしたレピータ「平野430」を何度もカーチャンクして、QSOが終わるのを確認せざるを得ません。そのためシンプレックス運用に比べて効率は落ちますが、全国各地さらには世界各国とも交信チャンスがあるゲート越え運用は格別です。結局14時過ぎまで運用し、MasacoさんはD-STARで26QSOを行いました。


ゲート越えでDVモード運用中

この時点で、事前に運用をアナウンスしてまだ出てないバンドが、144MHzと50MHzの2バンド残っています。さらに、積み残しした7MHzをもう一度運用しないといけません。残り時間はあと2時間。144MHzと50MHzを30分ずつ、最後に7MHzを1時間の運用予定としました。

144MHzにQSY

14時過ぎに144.170MHz SSBでCQを数回出したところ初めの局から呼ばれ、その後も順調に呼ばれ続けました。アンテナはモービルホイップですが、ロケーションが良いので、遠くは鳥取市ともQSOできました。144MHzの運用終了予定時刻だった14:30を回っても呼ばれ続け、14:50過ぎに23局目とのQSOを終わった際にようやく途切れたので、ここで素早く50MHzにQSY、50.220MHz SSBで運用をスタートしました。50MHzもホイップアンテナを使用しましたが、遠くは広島県福山市ともQSOできました。50MHzでは約30分の運用で18局とQSOできました。


日が暮れる前に記念撮影

15:22に再度7MHzにQSY。SNSに運用周波数をアップしなくても呼ばれることは分かっていたので、空いていた7.146MHzで即CQを送信。予想どおりすぐに呼ばれ、2局目以降はパイルアップになりました。好コンディションも継続しており、パイルアップは大きくなる一方です。そのため運用終了予定の16:00を回ってもパイルアップが収まる気配がありません。

といっても遅れて開始したため、時間切れを理由に運用を打ち切るのは忍びないので、送信出力を少しずつ下げてパイルアップを小さくしていく作戦に出ました。16:00を回り、まずは50W→40Wに。そのQSO終了後は30Wに、次は20W、その次は10W、そして5Wまで下げました。しかしまだまだパイルアップが続きます。次は1Wまで下げましたが、まだ数局呼ばれました。最後はIC-7100Mの送信出力設定を最低の1%(0.5W)に設定しQRZを出しました。それでも耳の良い局から呼ばれ続け、0.5Wで5局とのQSOののち、16:20ついにMasacoさんが出したQRZに応答がなくなり運用を終了しました。ラスト5局は0.5Wの電波を捉えてくれた本当に耳の良い局でした。


運用終了。お疲れさまでした。

結果

この日は11時少し前から16時過ぎまでの運用で、合計141QSOという結果でした。5時間弱の運用で、この結果にMasacoさんは大満足でした。


次回の運用は、2022年1月15日(土)、JL3ZGL(FB Girls Radio Club)にて、JARD HAMtte交信パーティー2022冬に参加予定です。運用場所は未定ですが、VUHF帯でも多くのQSOができるよう、天候が許す限り高所から運用予定ですので、よろしくお願いします。

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次号は 10月 3日(月) に公開予定

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