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2025年7月15日掲載
このほど記念事業の1つとして、「日本におけるアマチュア無線100周年」をPRする新たなロゴとメッセージを制定し公表した。
JARLが制定した「日本におけるアマチュア無線100周年」の記念ロゴ
JARLが制定した「アマチュア無線」のロゴ基本形のひとつ
また、制定された記念メッセージは下記のもので、常識にとらわれず、自由な発想で挑戦を続けるアマチュア無線の精神を表現している。
「あたりまえ」なんて、退屈だから。
多くの人と簡単につながる時代となった。
テクノロジーの進化は、便利さという「あたりまえ」を
与えてくれたが、なにか物足りないと感じたことはないだろうか?
「あたりまえ」によって失ったもの、それは
手探りで切り拓く探求の道。普通ならあり得ない未知との遭遇。
そのワクワク感は、人の感性を揺さぶる根源的な喜びだ。
より遠くまで電波を飛ばしたい。
南極や宇宙と交信したい。
自らの技術を追究し、オンリーワンの機器を創りたい。
アマチュア無線が、私たちに与えてくれるもの。
それは、不確実で、想像もできない体験・未来だ。
さあ、日常を超える冒険へと旅立とう。
「あたりまえ」に与えられた価値なんて、退屈でしかないのだから。
JARLが制定した「日本におけるアマチュア無線100周年」の公式メッセージ。
左下はすでに公表されているJARL創立100周年の記念ロゴ
JARLは今回制定した記念ロゴとメッセージについて、「アマチュア無線局およびその免許人(個人局と社団局の双方を含む)は、下記の用途に限り、JARLの事前の承諾なく、無償で使用することができる」と案内し、特設ページからダウンロードが可能な状態になっている。各局のQSLカードなどに入れてはいかがだろうか?
<JARLの事前の承諾なく、無償で使用できる用途>
① 名刺、クラブ紹介パンフレット等、自己を紹介する書面への表示
② QSLカード及びSWLカードへの表示
③ 体験運用証、競技大会参加証、その他アマチュア無線の運用に関する証明書への表示
④ アマチュア無線に関する連絡用電子メールの署名欄、またはニュースレターへの掲載
⑤ 自身のアマチュア無線活動に関する非営利のウェブサイトまたはSNS投稿への掲載
ただし記念ロゴは、別に定めたガイドラインを厳守することが必要だ。また記念メッセージは全文を改変せず、一言一句、句読点やカギ括弧に到るまで、正確に引用する必要があり、両者とも「公序良俗に反する使用の禁止」「アマチュア無線界の信用または品位を損なう態様での使用禁止」などのルールが「記念ロゴ及び記念メッセージ使用規約」で定められているので一読をお勧めする。
JARLが定めた「記念ロゴ等使用ガイドライン」より抜粋。
ロゴの使用には一定のルールがあるので注意し守るようにしよう
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