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PHONEで楽しむQRP通信

第25回 おなじみ「おがさわら丸」MM船上運用と気になる栃木県日光市移動

JE1ECF 斎藤毅

2025年7月15日掲載

3. 気になる栃木県日光市移動運用(日光市2地点での移動運用)

(1) 上今市駅隣接の杉並木公園
今回も金券ショップで購入した東武鉄道株主優待券と別途購入した特急券(今回は事前にインターネット購入)での移動です。

かつて実施した東武日光駅・駅前QRVの帰路、沿線にある公園を見つけました。この公園は日光杉並木街道の保護と地域の文化継承のために整備された「杉並木公園」です。隣接する上今市駅は普通列車のみが停車する駅で1つ手前の下今市駅まで有料特急を利用して所要時間(乗り換え時間を除く)は北千住駅から1時間30分(無料の準急や急行を乗り継いだ場合は2時間20分)で到着します。

今回、公園全体の散策は行わず、無線運用のみを実施しました。運用場所は公園を入ってすぐの東武線の線路を望む東屋周辺を選定しました。滞在時間は2時間半程度でした。運用当初は7MHz帯や他のHFハイバンド、50MHz帯は静まり返っていました。18MHz帯のみ数局が聞こえていましたが、コールするもQSOできませんでした。続いて144MHz・SSBをワッチすると茶臼岳山頂移動局がかすかに聞こえていたのでダメ元でコールするとコールバックがあり、交信が成立しこの場所でのボウズは回避できました。続いて、430MHz・FMでCQを出したところ、7エリアからコールバックがあり2バンドで交信実績ができました。

昼になり、21MHz帯で8エリアが入感していたのでコールするとコールバックがあり、こちらからシグナルレポートを送るも急にコンディションが落ちてしまいレポート交換に至りませんでした。

アマチュア無線ではラグチューを除き、コールサインの確認とレポート交換ができてQSOが成立するので、こちらはコールサインの確認とレポート交換を重視し、その他の情報は後回しになってしまいます(話は飛躍しますが小笠原移動運用の際、漢字解釈がどうのこうの言ってくる局などは煩わしいと思ってしまうのは筆者だけでしょうか)。今回の21MHz帯では優先すべき情報交換できず残念でした。


乗車券


特急停車駅



北千住特急専用ホーム入口


列車案内表示



特急乗車目標


乗車した特急リバティ



特急リバティ車内案内図




杉並木公園(上今市駅)での運用実績

上今市駅は通常無人のため、近隣には土産物屋は見当たりませんでした。


上今市駅01


上今市駅02



上今市駅03


杉並木公園01



杉並木公園02


杉並木公園03



杉並木公園04


杉並木公園PM96UR


(2) 下今市駅・転車台広場
杉並木公園から徒歩で隣駅の下今市駅に移動しました。下今市駅では駅舎前のベンチでの運用も考えましたが、駅構内の転車台広場で運用しました。

ちょうど、13:30に観光列車SL「大樹」号が出発すると転車台広場にいたSL目当てのギャラリーも去り、閑散となったところでベンチに座り、1時間ほど430MHz・FMで運用しました。また、運用前にはSL展示館を見学しました。


下今市駅01


下今市駅02



転車台広場01


転車台広場02



転車台広場PM96UR


転車台01



転車台02




下今市駅・転車台広場での運用実績

運用後は駅ホーム売店に立ち寄りましたが東武日光駅売店のように品数が揃っていないため、駅から徒歩10分の「道の駅日光 ニコニコ本陣」へ移動し、遅めの昼食と土産(味付け湯葉等)を購入しました。帰路の特急車内では乗車前に購入した「日光鱒寿し 笹・竹皮包装」(通常の鱒寿司と異なり湯葉が挟み込んでありました)を堪能しました。


SL展示館01


SL展示館02



SL展示館03


SL展示館04



SL展示館05


SL展示館06



SL大樹01


SL大樹02



SL大樹03


SL大樹04



SL大樹05


昼食・湯葉せいろ



駅弁・鱒寿し



今回はこれでおしまいです。

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