2014年2月号

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K3LR ティム・ダッフィーさん

米国ペンシルバニア州在住で、マルチマルチDXコンテストステーションのオーナーであるK3LRティム・ダッフィーさん。米国でIC-7800が発売されて以来愛用しているが、「IC-7800は私たちの秘密武器です」、「それは私たちのコンテストでの過去7年間のスコアが証明しているでしょう」と話すように、現在では10台のIC-7800を所有し、それらをコンテストで実戦使用することで、常に好成績を残している。

最近ティムさんは、IC-7800のファームウェアを最新のVer.3.0にアップグレードしたが、オーディオピークフィルターの改善が一番気に入っているという。Ver.2.3の音とは完全に異なり、音が生きている、ノイズの中から受信音が飛びだしてくる様だ、と表現する。「IC-7800は常に、市販の無線機では最高のオーディオクオリティを持っていますが、Ver.3.0では、オーディオの品質が以前よりもさらに良くなり、コンテスト中に高いパフォーマンスを発揮してくれます」、と話す。

「その他にも、Ver.3.0で追加されたスペクトラムスコープのウォーターフォール表示は、バンドのオープニング把握に威力を発揮してくれるし、さらにリモートサーバー機能も装備されたので、今年の後半には、リモートステーションプロジェクトを立ち上げて、テストしてみたいと思います」と話す。

なお、K3LRステーションは、ARRL創設100周年の記念行事として、2014年の最後の週にW1AW/3を運用することが決まっている。「私たちは、ファームアップした全てのIC-7800と、それから別に備えてある3台のIC-7700を使い、1週間で40,000QSO以上を達成することを目標にしています」、「マルチマルチステーションという厳しい高周波環境の中で、無線機に対する要求は極めて大きいですが、IC-7800はこれに応えてくれています」と話す。

このコーナーでは、アマチュア無線の様々な楽しみ方に挑戦するハム(アマチュア無線家)を紹介します。
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