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2025年10月1日掲載
9月20日(土)、21日(日)の2日間、デ・アウネさっぽろ(札幌総合卸センター)にて、2年ぶりに北海道ハムフェアが開催され、道内はもとより全国各地から約1,000人が参加した。今回のテーマは「アマチュア無線、世代をこえてつなごう電波の輪」。
会場のデ・アウネ さっぽろ
9月20日の午後1時に始まった開会式のあと開場し、2部屋に別れた1階の展示会場内は両会場とも瞬く間に熱心なハムで一杯となり、一時は通行も困難になるほど盛況だった。なお、2日目は前夜からの大雨の影響で一部の電車が運休するなど、天候と交通期間の影響により、午前9時の開場の時点での参加者は多くなかったが、その後天候の回復とともに来場者が増え、2日間あわせて約1000人の参加者となった。
1階B会場の様子 (1日目)
1階A会場の様子 (2日目)
JAIA正会員各社はB会場内にブースを構え、各社とも現行主力製品を中心に展示を行い、来場者からの熱心な質問に対応していた。
メーカー展示 (アイコム株式会社)
2階の講演イベント会場では初日に2つ、2日目に4つの講演が開催され、多くの来場者が目当ての講演を聴講していた。またこの会場では2日目に北海道ハムフェア恒例のオークションも開催された。
講演1 WAKAMONOパネルディスカッション
講演2 「電波利用電子申請・アマチュア無線の制度について」北海道総合通信局
講演3 「新製品の紹介」アイコム株式会社
講演4 「POTAの紹介と最近のものづくり事情」原口忠氏(7L4WVU)
講演5 「変わり始めたJARL その先へ」JARL森田会長(JA5SUD)
講演6 「弊社Vtuber社員 波澄りおも登場! 先進のデュアルバンダー TH-D75、TM-D750 のご紹介」株式会社JVCケンウッド
11階には特別記念局(8J8HAM)が設置され、公開運用と体験運用が実施された。会場の都合で前回同様にHF帯はリモートでの運用が行われ、アイコム株式会社のIPリモートコントロールソフトウェア(RS-BA1)を使用し、会場に設置されたパソコンから江別市に設置された局設備を操作する運用が行われていた。またV/UHF帯は11階という地上高を活かし、窓際に設置されたモービルホイップでの運用が行われていた。
HF帯
V/UHF帯
上記イベントのほか、ジュニアハムの集いやハムログ相談、ハンディ機で遊ぼう、DXCCフィールドチェックなども開催された。
公式のホームページでは、開催報告として各講演やイベント、ブースなど紹介が行われているので、ぜひ参照されたい。
第8回北海道ハムフェア公式ホームページ
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