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アマチュア無線の今と昔

第46回 浦島太郎になって迷っているカムバック組の皆様へ

JF1KKT 横田勝彦

2026年9月1日掲載

連載46回目です。8月後半に入りましたが、夏休みに突入したせいか、都心の道路は比較的空いているように感じます。その反面、行楽地に向かう高速道路は、結構な渋滞になっているケースが多かったように思います。皆さんは、この夏休みはどのようにお過ごしでしたでしょうか? 移動運用、家族サービス、シャックでゴロゴロ etc.

この記事が掲載される頃はハムフェアも終わり、9月になっていますが、そろそろ秋らしいコンディションになってほしいものだと思います。では今回も原稿を進めて参りましょうhi


高速道路の渋滞は嫌いですhi

再免許申請手続きが変わりました!

かつての郵政省・電監時代は、アマチュア無線局の再免許申請手続きといえばハムショップ等で専用の申請用紙を買い、手書きで送信機の系統図を作り、郵便局で収入印紙を買い、返信用封筒(SASE)を作って・・・ と、1日がかりの大仕事でした。

現在(2026年時点)の手続きはインターネットの普及により、驚くほどスマートに進化しています。現在の再免許申請手続きがどう変わったのか、全体像をまとめました。


一般的な再免許申請の新旧比較

1. 申請手続きは「手書き・郵送」から「電子申請」へ
かつては申請書をハムショップ等で購入し、手書きの書類を用意しましたが、現在は総務省の「電波利用電子申請」を使ったオンライン申請が一般的です。


電波利用電子申請のログイン画面

2. 申請費用の納付方法(収入印紙は不要!)
申請データをオンラインで送信して、審査後に不備がなければ、総務省から「手数料を納付してください」という通知メールが届きます。そのメールに記載された納付番号を使い、インターネットバンキングや、金融機関のATM(ペイジー対応)から振り込みを行います。郵便局の印紙等販売窓口が開いている時間を気にする必要がなくなりました。


郵便局に行かなくてもOKになりました!

3. 申請受付期間(昔は「いつでも」でしたが、今は「6ヶ月前」からです)
皆さんがご記憶の通り、30年前の規則ではアマチュア局の再免許申請は「有効期間満了前一箇月まで」としか規定されておらず、申請の開始時期に制限はありませんでした。

しかし現在は規則が改正され、再免許の申請は「免許の有効期間満了前一箇月以上六箇月を超えない期間」と厳格に定められています。つまり、満了の「6ヶ月前から1ヶ月前まで」の5ヶ月間しか申請できません。

電子申請の場合、この「6ヶ月前~1ヶ月前」の期間外だとシステムが自動でエラーを出して進めないようになっています。なお、万が一「1ヶ月前」を過ぎて期限を逃してしまった場合は、30年前同様、開局申請の段取りとなります。


今も昔も免許の有効期間満了の1ヶ月前までには再免許申請をしましょう

4. 新しい無線局免許状の受取・送付(返信用封筒は原則不要に!)
長らく、新しい無線局免許状をもらうためには切手を貼った返信用封筒(SASE)を同封するのが一般的でしたが、ここも近年大きく変わりました。

現在ではペーパーレス化が進み、オンライン上で免許状に代わる無線局免許記録のデータを受け取る方式になりました。そのため、紙の免許事項証明書(免許状)を希望しない場合は、電子申請時に返信用封筒を送付する必要はありません。つまり、パソコン上ですべての申請作業、支払い作業(ネットバンキングの登録が必要)が完了します。

免許事項証明書(免許状)はPDFでダウンロードできます。これをパソコンやタブレットなどで表示、または必要に応じてプリントアウトすればいいことになります。スマホにダウンロードしておけばコンビニでも印刷できるので便利だと思います。

それと、以前にはなかったことですが、電波利用料の納付も同時に行えるようになりました。これで、ついうっかり支払いを忘れてしまった、ということが劇的に少なくなりますね。

さらに、令和7年(2025年)10月1日の法令改正により、これまで必要だった「古い免許事項証明書等(免許状等)の返納義務」も廃止されました。手元の古い免許状は、有効でないことがはっきりとわかるよう自分で大きくバツ印をつけるなどして処分すればよくなり、わざわざ総合通信局へ送り返す手間も完全になくなりました。

昔の「儀式」のような申請作業もアマチュア無線の一部として懐かしいものですが、今の電子申請は慣れてしまえばあっという間に完了します。次回の更新は、ぜひパソコンやスマホから手続きしてみてください。

次ページは「旧コールサインを復活させよう!」

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