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Japan Castles On The Air (JACOTA)

Castle 11 尼崎城 (兵庫県尼崎市)
コロナのせいで運用できない

JO3SLK Greg Cook (翻訳 JP3DOI 正木潤一)

尼崎城は去年の暮れに訪れ、JACOTAとして無線を運用する下見をして写真を撮りました。そして今月、IC-7300Mを使って車内から高出力で運用しようと考えていましたが、残念なことに取り巻く事情が変わってしまいました。大阪では1日6000人、兵庫でも3000人の感染者が確認されるなど(1月中旬当時)、オミクロン株が関西地域にまん延しています(尼崎城のある尼崎市は大阪と兵庫の県境にあります)。再びまん延防止等重点措置が出されましたが、それが出なかったとしてもリスクを冒すのは得策でないと考えました。たいてい無線を運用していると傍に人が来て、「アマチュア無線ですか?」などと尋ねてきます。そのたびに手を止めてアンテナや無線機、このFBニュースの記事のことを説明したり、私のスマホで実際の記事を見せたりします。そのように色々な質問に答えるのも楽しいのですが、コロナ禍ではそうはいきません。かといって、車の窓を閉め切って無視することもできないので、コロナの状況が好転するまで延期すべきだと判断しました。

とはいえ、私はお城にたいへん興味があり、読者の皆さんもそうであると思うので、写真で尼崎城の歴史や復元された様子をご紹介したいと思います。ぜひ皆さんもこのお城に興味を持ってもらい、コロナが明けた際には訪れてみて欲しいと思います。

尼崎城の歴史

尼崎城は1617年に戸田氏鉄(とだ うじかね)によって、豊臣秀吉に仕える細川氏が戦国時代に築いた初期の城を囲むように築かれました。尼崎城は2本の川が海に注ぐ要所にあり、船で堀を通りぬけ直接城内に乗り入れるようになっていました。らせん状に本丸を囲む3重の堀があり、本丸には4重の天守と3重の櫓がありました。そして、1873年に廃城令によって取り壊されました。(『Jcastle』より引用)

尼崎城の詳細

当時の尼崎城は、水が張られた3重の堀がめぐらされていました。取り壊される際、建材の多くが近くの海岸の堤防の建設に流用されました。尼崎城の復元は2018年の4月から始まり、2019年の3月に完成しました。2018年の中ごろには、特徴的な3階屋根を含む外観が完全に再現されていました。コロナのため、私は復元されたお城の中にまだ入ったことがありませんが、日本刀や火縄銃の体験コーナーがあるそうです。また、お殿様やお姫様、侍に扮して記念撮影を撮ることもできます。

城内の歴史的建造物


復元された尼崎城の天守閣

真っ白な城壁とたいへん綺麗な石垣は、復元されたばかりで手入れも行き届いていることもあり、私がこれまでに訪れたお城とは違いが際立っています。こちらの写真は城の反対側の地上からの眺めで、奥に木製の門が見えます。


青々としたグラウンドはたいへん広く、各種催しに利用される。

堀と敷地


堀の一部と天守


本丸のある敷地内

敷地はとても手入れが行き届いていて、奥に見える城壁(白い壁)は本丸ともう一つの三重の堀の一部と思われる部分とを隔てています。


城壁の傍にある、お洒落に刈られた松の木


お城の裏手の城壁は残りの部分を延長し、その上に管理事務所や中央図書館があります。
右手にはかつて堀の一部に組み込まれていたであろう庄下川が流れています。


本丸へと続く道から見た城の裏側


お城のすぐ傍に駐車があってたいへん便利。ここに停めて暖かい車内から運用する予定でした。

運用

前述のように、私はお城のそばの駐車場から運用する予定でした。垂直系アンテナを取り付けたおなじみのBuddiople🄬システムの三脚を車の横に立てるつもりでした。あるいは、手持ちのダイヤモンドアンテナのモービルホイップ『HFxCLシリーズ』を使おうかとも思っていました。ですがコロナのせいで叶いませんでした・・・。


私の持っているモービルホイップ
(40m、20m、15m、6m、2mバンド)

次回の記事について

次回、もし運用できるとすれば、関西国際空港の近くにある岸和田城(大阪府岸和田市)です。ここにも昨年末に下見に訪れておりその様子を写真に収めてあります。もしくは、別に面白そうなお城を近くで見つけるかもしれませんし、ひょっとしたら私がIC-7300Mで使うために作ったバッテリーケースを紹介するかもしれません。いずれにしてもオミクロン株のまん延によってしばらくお城を訪れるのはお預けかもしれませんね。


岸和田城

さあ、次回のJACOTA記事はどうなるでしょうか? 次号のFBニュースも忘れずにチェックしてください。それまでさようなら。

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