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Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

第16回 大阪狭山ラジオクラブ(JR3YRL/JK3ZCR)の皆さん

Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~

◆クラブの無線室を見学

次はいよいよ1階の無線室へ!! あら!!!ここですか!! ガラス張りのメッチャ立派なコーナーになっています!! まさにラジオ局のサテライトスタジオみたい。コールサインも大きく書いてありますね~。


1階へ通じる階段の横に、ガラス張りの無線室があります


コールサインとクラブ局名が大きく書かれています。ラジオ局のサテライトスタジオみたい!!

中に入ると、凄い!! IC-7851、IC-7600、IC-7100S、IC-9100M…と、アイコムのリグがズラリ~!!!デスクもゆったり、同時に何人も運用でき「The クラブ局」という感じですね!!


大きなテーブルに、アイコムの無線機がズラリ!! 何人もが同時に運用できます

この文化会館を立てるときから、“建物にアマチュア無線局の無線室を設置する”という計画があって、設計にもしっかり盛り込まれたことから、美しくて機能的なシャックになったのだそうです。ちなみにお手本は、上本町(大阪市天王寺区)にある大阪国際交流センターの無線クラブだそうですよ。


500W局はIC-7851にIC-PW1の組み合わせ!

壁にはコンテストの賞状やトロフィー、楯など、掲示板には日曜日のシャック常駐担当のスケジュール表や、オンエアミーティングのキー局の当番表などもありました。


2015年11月に行われた「第21回オール大阪コンテスト」の賞状と盾など。2015年、2016年ともに、府内局電話部門、電信部門(どちらもマルチオペ)、登録クラブ対抗部門で第1位になりました!

無線局の窓には、「会員随時募集中」「アマチュア無線のご質問・ご相談、ご遠慮なくどうぞ」という張り紙があって、これがきっかけで入会される方もいらっしゃるそうです。


窓にはクラブの会員募集と、相談や質問を受け付ける貼り紙がありました


「アマチュア無線で国際交流・国際親善」というボードは荒川さん(JA3AER)が担当されました

そして外のボードには「アマチュア無線で国際交流・国際親善」という掲示も!! ここではアジアのアマチュア無線家の交流イベント「SEANET」の活動を写真で紹介していますよ。これを担当されたのは、月刊FB NEWSに「海外運用の先駆者達」の連載をされている荒川さん(JA3AER)。この文化会館のすぐ近くにお住まいなんですって♪

◆会議室でミーティングに参加!!

続いては会議室に移動して、クラブのミーティングに参加! 集まったのは17名の皆さん。中には「無線歴50年」「60年以上」という方や、「江戸時代からこの狭山に住んでいます」「狭山クラブの創設以来のメンバーです」といった方も。まず、ちょっと昔のお話を・・・。


会議室に移ってミーティングの始まりです!!

大阪狭山ラジオクラブの前身の1つ、狭山クラブは50MHz帯(6mバンド)で運用する人が多かったそうです。

「6mが発祥のクラブは長続きするんですよ。年齢的にも揃うからなのかな。6mは無線機は買いやすいし、アンテナを立てるのも楽でしたね」

「目立ったクラブではなかったですが、製作講習会は毎年必ずやっていました。ミーティングの後はよく飲みに行ったので、近所の方に“狭山クラブです”と言ったら、“ああ、あの飲み会のクラブ!”と言われたことがあります」

「いやぁ、飲むために集まってたわけじゃないんですよ。集まったから飲むんです!!」
なんて話も! わかります~(笑)


皆さんのお話が面白くて、大爆笑の連続でした!

大阪狭山市は1987年に南河内郡狭山町が市制施行して誕生したそうです。市になった直後は全国の人が“新しい市と交信しなくては!!”と呼んでくるので「自宅からどの周波数で電波を出しても、とってもモテた」そうです!

そして市制施行を記念して建設が計画されたのがこの文化会館で1994年11月に完成。無線局からのオンエアも始まり「今は“第2、第3の人生”という人が多いので、いつでもこの無線室に来られるのが楽しいですね」という感想も。

ここでビックリすることを伺いました!

「Masacoさん、1996年7月に、ここで第1回目のKANHAM(関西アマチュア無線フェスティバル)が開かれたのを知っていますか?」 

えー! 知らなかった!!! ずっと大阪の池田市で開かれていると思っていました~!!!

「はい、最初は“関西ハムの祭典”という名前で第1回が開かれて、次の年から兵庫県の尼崎市に移り、池田市の文化会館で開かれるようになったのは2005年からなんですよ」

そうなんや~。ここが毎年お世話になっているKANHAMのルーツだったんですね!!


池田市民文化会館で開かれている現在のKANHAM。そういえば会場前に「関西ハムの祭典」という垂れ幕が出ていますね!

そして、お話はロールコールと「狭山池まつり」のことに。

「土曜日のロールコールは、もう500回以上やっています。キー局は10人が交代で務めていて、だいたい毎回20局ぐらいがチェックインしています」

「毎週お話しすることで生存確認にもなるし、仕事も年齢も違う人たちと交流できるのがいいですね」


無線室にはロールコールのMC局(キー局)当番表も貼られていました

「狭山池のイベントは、うちのクラブにも5名の推進員がいる、電波適正利用推進協議会と一緒にブースの運営をしています。子供たちが覗きに来てくれたり、“昔アマチュア無線をやっていて、また始めたい”という人が相談に来てくれたりして、アマチュア無線のPRになってます」

「そうそう“モールス通信がやりたい”と言って、入会してくれた小学生もいましたね。今は高校生になって、ちょっとお休みしていますが」

「昔は大勢の人が“ハムになりたい”と押しかけてきましたが、今はその逆で、1人の入門者を大勢で教える感じになっていますね(笑)」

こうやってハムの心が世代を超えて伝わっていくんですね!!

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次号は 8月17日(月) に公開予定

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