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おきらくゴク楽自己くんれん

その62 関西アマチュア無線フェスティバル2026で夏対策

JF3LCH 永井博雄

2026年8月3日掲載

4. リン酸鉄リチウムイオン電池充電問題

電池を24V化し充電するのに必要な充電器が高いので、安定化電源とソーラーコントローラーを使って「なんちゃって」充電器を作ってとりあえずの充電はできたのですが、ネットをよく探してみると24V 10Aの充電ができる安価なモデルがありました。初めからこれにしておけばよかったと大変残念な気持ちになってしまいました(笑)。


前回記事で作った即席充電器

この充電器はリン酸鉄リチウムイオン電池、開放型や密閉型鉛蓄電池など各種の蓄電池に対応。電圧も12V、24V両方に対応しておりしかもつなぐだけで充電器が自動で判断し最適な充電を行ってくれる大変便利な品物です。12V系電池では最大20A。24V系では10Aで充電するとなっています。このスペック通りであれば「なんちゃって」充電器よりも早い充電ができるのですが、実際に充電して電池のBluetoothモニターで見てみるとそうはいかないようです。

24V時は最大8A程度、平均すると7Aちょっとしか流せませんので、100Ah電池を残容量0%から10時間で100%にすることは無理みたいです。それでも状態を監視する必要はありませんから「なんちゃって」充電器よりは手軽に充電が可能になりました。


各種電池に対応したフルオート充電器


充電器本体

本体外装はオールプラスチックですが、価格の割に質感はしっかりしており、安心して使えそうです。上の写真では正面は真っ黒ですが、ワニ口クリップを電池に繋ぐとカラーLEDモニターが電池の状態を表示してくれます。その後AC100Vプラグをコンセントに差し込むと充電を開始します。

5. ソーラー充電問題

今回の関ハムでは準備が間に合わず、ソーラーパネルは載せることはできませんでした。しかし電池が24V化したので、手持ちソーラーパネルとPWM方式コントローラーでは12V系電池しかつなげない状態のため対応が必要です。ソーラーパネルも24V化しなければならないのかと考えていました。新たに24V系パネルを購入する、もしくはもう一枚同じ容量の12Vパネルを直列につなげるかですが、経済的厳しいし、もう一枚を搭載することも物理的に難しく現実的ではありません。

困っていたところ、以前に導入を検討していた高効率MPPT制御方式コントローラーの中には12V系太陽光パネルの電力を昇圧して24V電池を充電する機能を持ったものがあるという事を知りました。この機能があればコントローラーを取り替えるだけで24V電池をソーラー充電することが可能になります。


MPPT制御方式コントローラー

MPPT方式の物も色々あり、昇圧機能が付いている物は結構の価格だったのですが、偶然手持ちのリン酸鉄リチウムイオン電池と同じメーカーのモデルが手ごろな価格で見つかりました。現在のPWMコントローラーをこれに取替えてみたいと思います。当然これまでの12V系の蓄電池にも使用できるために無線機用電源としている12.8V 100Ah電池と切り替えて使うことができるので一石二鳥のコントローラーとしたいものです。

MPPT制御の利点として曇りやパネルが太陽に向いていない時など、十分な電力を発生していない時に蓄電池に蓄える効率がPWMと比べて良いことが挙げられます。これは昨年ハムフェア会場近くの駐車場に南向きで車を停めて、夕方出る時に日が傾いた状態ではわずかな電力しか充電できないでいたことがあり、このような時でももっと電力を蓄えることができればと期待しています。反面24Vに昇圧することにより発生するロスがどれほどあるのかも気になりますが、それこそMPPT制御の効率の良さで気にならない程度であればいいなと考えていますが甘すぎるでしょうか(笑)

後はミニスポットエアコンの運転の効率化でしょうか。なにせ持てる電力が限られており小さなコンプレッサーでどれだけうまく冷房することができるかをもう少し考えてみる必要があります。これらのことがうまく運べば8月のハムフェア移動に向けた準備が整うこととなります。毎年暑さで参ってしまいましたが、今年こそ快適に熱帯夜を過ごしていけるよう整えたいものです。

それではまた。

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