日本全国・移動運用記
2026年4月1日掲載
那覇市から東海岸を北上するルートです。このうち、中頭(なかがみ)郡嘉手納(かでな)町と読谷(よみたん)村は何回も運用していますが、CWでは依然として需要が多いようで、今回も運用時間を十分に確保するよう計画しました。
浦添市は、宜野湾市との境界に近い公園で運用しました。早朝からの開始でローバンドが中心となり、伝搬のコンディションはまずまずでした。7MHz帯や14MHz帯はDXコンテスト開催中で空き周波数を見つけることが難しく、すき間営業のような形で何とかQSOできました。
宜野湾市も、いつも利用している公園で運用しました。ハイバンドの伝搬コンディションが上がってきて近距離もよく聞こえました。この日は宜野湾市と、隣接する北谷(ちゃたん)町でプロ野球のオープン戦があり、宜野湾市では渋滞が始まっている様子が分かったので、北谷町の中心部を球場から離れる方向に進んで、早いうちに渋滞を回避しました。
北谷町では人が少ない駐車場を確保しました。昼間は7MHz帯の伝搬が厳しかったものの、10MHz帯と14MHz帯でQSO数を伸ばしました。
嘉手納町は公園や空き地が極端に少なく、沖縄本島において最も移動運用が難しい市町村といえます。やはり需要があるためか、他の市町村よりパイルアップが激しく、伝搬のコンディションが上がってきて18MHz帯で71QSOなど長時間の運用になりました。その後、夕立が降りましたが雷を伴うことは無く、そのまま運用を続行して28MHz帯まで交信できました。
読谷村は、村の中心部にある広い駐車場で運用しました(写真3)。HF帯のハイバンドは日没とともに聞こえなくなり、昼間の伝搬が良かったためか日没後のローバンドはあまり聞こえませんでした。この日に運用した5か所とも過去に利用したことがある場所で、道に迷うことなども無く時間を有効に使って、1日で1,359QSOを記録しました。

写真3 中頭郡読谷村での運用の様子
名護市で宿泊して、これより北はコンビニ等が少なくなって食料品の入手がやや難しくなることから、まずは早朝に名護市で運用して、その後は沖縄本島最北端の国頭(くにがみ)郡国頭村で運用することにしました。
名護市はいつもの運動公園で運用しました(写真4)。1.9MHz CWは日の出時刻を過ぎてからも聞こえており、5QSOできました。
続く国頭村も、いつもの公園の駐車場で運用しました。終了間際にコンディションが上がってきて、そこそこのパイルアップになり、14MHz帯の2巡目で多くの局から呼ばれながら、そのまま時間切れ終了となりました。
国頭村から那覇までは約3時間かかり、さらに渋滞の可能性があるため、帰路は余裕を持ったスケジュールにしています。気持ちはもう少し運用したいのですが、ここは“安全運転優先”で切り上げました。

写真4 名護市での運用の様子
運用日、QTH、バンド別のQSO数を表1に示します。14MHz帯は安定していたものの、18MHz帯以上は交信できる時間・エリアが限られていました。50MHz帯では事前の予想通り、交信できませんでした。

表1 QSO数。1.9~28MHz帯はCW、サテライトはCW/SSB
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