おきらくゴク楽自己くんれん
2025年10月1日掲載
エンジンの心配をしながらの残念な帰路の高速走行でしたが、行きと同様スムーズな走行で快適なペースで走ることができました。
100Wパネル、1,010mm×460mm×35mm
これまで何度となくモバイルシャックを載せた状態で高速道路を走ってきましたが、よくある3%前後の勾配の上り坂では、5速80km/hになると速度を維持することができなくて、4速へのシフトダウンを余儀なくされてうっとうしく思っていたのですが、100Wパネルを載せたときに運転席上部の空気の流れが改善され走りやすくなるのかと期待していました。しかし若干の改善は感じられたもののシフトダウンをしなければならないことが多くあり、期待していたほどではありませんでした。
100Wパネルでの流れ予想
小さなパネルでは図のような空気の流れになり、パネル上部とシャック屋根との高さの差のある部分やパネルの前部分などで空気抵抗が発生しているのではないかと想像しています。
175Wパネルでスムーズな流れに
175Wパネルにした理由はパワーアップも狙いですが、空気抵抗の削減も期待をしていました。今回の走行で80km/hで走る上り坂でのシフトダウンは少なくなり、さほど勾配のきつくない上りでは5速のまま加速できるようになったのは驚きでした。これだけでも長距離の走行では運転者の負担は大きく低減できたのではないかと思っています。新東名高速道の下り坂では100km/h(制限速度120km/h区間)出すこともできるのですが、その時ハンドルの安定度もとても良くなり、車周りの全体の空気の流れがスムーズになってダウンフォースも発生してタイヤの接地も良くなっているのかも知れません。
それ以外にも思わぬ収穫もありました。ハムフェア会場にいる間、軽トラックは屋外の格安駐車場で太陽に運転席を向けて停めていました。この日は大変天気がよく、前の晩寝ている時にクーラーで消費した電力をリチウムイオン電池に貯めることができたのですが、さらに充電量を増やす為に太陽の方向に車を向け直しに戻った時に思ったのが、炎天下で直射日光にさらされていた運転席内の温度がこれまでと同じような条件の時よりも温度が低い感じがしました。多分運転席上のパネルが運転席上部に当たる日射を減らしたからだと思います。温度計で測って比べたわけではないのですが明らかに差を感じました。これは思わぬ発見でした。
このように良いことずくめのパネル大型化ですが、前回も書いたように車両の正面方向に太陽光パネルを向けるパネルの設置です。走行中、飛来物などによりパネルが破損しダメになる事を覚悟しています。パネルに何かが当り破損し発電不能に陥ることは注意しておかなければなりません。幸い今回もそのようなことは発生せずにすんでいます。車間距離をあけるなど注意して走りました。特にダンプカーの後ろは絶対に走らないように気を付けています。
それではまた。
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